野球一筋・品行方正と見えた小久保方正のあらら…高級ソープで「二輪車」のご乱行

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黒田東彦日銀総裁に期待したい「政治家にも全く媚びない頑固」

   週刊誌の楽しみは新聞・テレビでは読めない情報を知ることにある。そういう意味では、今週の週刊誌には「裏情報」とでもいうべき記事が多くある。『週刊文春』と『週刊新潮』でやっている次期日銀総裁に決まっている黒田東彦の「息子の不祥事」もその一つである。

   黒田は財務省出身だが、本流の主計畑ではなく主税畑と国際金融畑を歩み、通貨政策を取り仕切る財務官に就任し、2005年からはアジア開発銀行総裁を務めている。文春で政治ジャーナリストは黒田のことをこう評している。

「国際金融の世界でも知名度は抜群です。オックスフォード留学経験もあり、英語はオックスフォード訛りも使えるほど上手ですし、九〇年代から、当時の大蔵省では珍しくインフレターゲットを主張していましたからアベノミクスとの相性もいい。何より、典型的な財務官僚ではない国際派ですから、一般的には財務省に取り込まれた印象はない」

   財務省としても15年ぶりに日銀総裁の椅子を奪還できるのだから万々歳だというのだ。その黒田に2つの懸念材料がある。財務省関係者がこう話す。「人当たりはよいのだが、コアに頑固なものを持っていて、よくいえば芯がしっかりしているが、『清濁併せのむ』とか『融通無碍』という部分がない。政治家にも全く媚びないから、いわゆる事務次官タイプではない、というものでした」

   いま1つは16年前に20代だった息子が、麻薬取締法違反の容疑で逮捕されたことだという。しかし、安倍晋三総理はすでに成人していた息子のことだから黒田とは別人格、日銀総裁の適正とは関係ないと断を下したという。当然の判断である。

   黒田に期待するとすれば、「政治家にも全く媚びない、コアに頑固なものを持っている」ところだ。日銀法改正にまで踏み込もうという考えのある安倍内閣に、唯々諾々と付き従うのではなく、日銀の独自性とリーダーシップを発揮して、一日も早く景気回復を軌道に乗せてもらいたいものである。

「ソフトバンク引退後」めぐってマネジャーとタニマチ対立!漏れたスキャンダル

   同じ週刊文春に、プロ野球ソフトバンクを引退して、NHKの解説者になった小久保裕紀のちょいと不思議なスキャンダルが載っている。タイトルは「小久保とWBC選手が超高級ソープで『酒池肉林』」というもの。九州・熊本の高級ソープランドへ小久保やWBCに選ばれた摂津正投手、本多雄一選手が来ていたというのだ。そのソープ、約5万円もかかるのに小久保はソープ嬢2人とプレイできる「二輪車」という遊びもしていたそうだ。支払いをしたのは小久保のタニマチの会社社長Aだった。

   小久保はテレビで見る限り野球一筋の品行方正なタイプのように見えるから、彼もそうした遊びをしていたのかと思うだけだが、どうもこの話には裏がありそうなのだ。小久保はA社長に引退後の仕事のサポートを依頼していたようなのだが、ダイエー時代から通訳や球団事務所職員だった小久保のマネージャーMとAとの関係が、主導権巡って対立し始めたというのである。そこから漏れてきたのがこのスキャンダルのようだ。

   小久保は1997年に脱税事件で起訴され、懲役1年執行猶予2年の有罪判決を受けている。『好漢』があの板東英二のような『銭ゲバ』という呼称に変わらないようにしてもらいたいものだ。

「サンフレッチェ広島」試合にも経営にも影響しそうな会長が離婚裁判

   週刊新潮に昨季Jリーグの王者となった「サンフレッチェ広島」の会長で、大手家電量販店「エディオン」会長兼社長である久保允譽(63)が、泥沼の離婚訴訟を抱えていると報じている。B子と結婚しているのに、C子と不倫して2人の子どもまで産ませたとしてB子が離婚調停を申し立て、後に取り下げ、次に久保が離婚調停申し立てを行うも不調に終わり、昨年3月(2012年)に久保が離婚訴訟を起こしたというのだ。

   勝手にやってくれといいたくなる話だが、週刊新潮が本人取材をした3日後に、久保側は東京地裁に「プライバシー侵害に当たる」からと出版差し止めの仮処分命令申立てを行った。

   サンフレッチェ広島の関係者が、サンフレッチェは経営状態が思わしくないから「この離婚訴訟は単なるプライベートな話ではなく、サンフレッチェの行く末にも影響を与えかねない重大事です」と語っている。たしかに、あまり他人に知られたくないプライベートなことではあろうが、彼は公人で名誉も地位もあるのだから、書かれることは致し方ないと私は思う。

オバマ口説き落とした「山田パター」買おうかな…2万3100円から35万円までピンキリ

   さて、安倍総理がオバマ・アメリカ大統領と会談した際、予定になかったTPPの例外設定まで認める共同発表に漕ぎ着けたのは、オバマに送った1本のパターのおかげだったというので、この日本製「山田パター」の人気がうなぎ登りだそうだ。

   週刊新潮によれば、オバマは上院議員になってからゴルフを始めたが、4年前はやっと90を切るぐらいだったが、いまではシングルプレーヤー目前という腕前で、週末ごとにゴルフを楽しんでいるそうだ。何しろ、タイガー・ウッズとラウンドして、ウッズに「大統領は左利きでショットが上手」とまでいわしめたのだ。

   オバマに贈られたパターは山形市にある「山田パター工房」製で、山田透社長(57)がハンドメイドでつくっている。山田社長はアメリカで独学でハンドメイドパターの製造技術を習得し、帰国後はレッスンプロを続けながらパター生産を始めた。昨年5月(2012年)にこのパターを使ったライン・ギブソンという選手が、オクラホマ州で55という世界最小スコアを記録したことから大きな話題になった。私のような下手なゴルファーが55と聞くと、ハーフで?と間違えそうになる。

   気になる値段だが、2万3100円から35万円まであり、オバマ大統領に届いたのは、在庫がなかったため一番安いものだったそうだ。この夢のパターが2万円程度なら買ってもいいかな。(ちなみに山田製のパッティングストローク矯正機「ドリーム54」はネットで1万円ちょっと)

日本一金持ちユニクロ「柳井家」の相続税1952億円!節税対策なし

   『週刊現代』に日本一金持ちのユニクロ「柳井家」の相続がいくらになるかという記事がある。推定総資産7000億円というから、柳井正会長兼社長にもしものことがあれば相続税は莫大になる。これを妻と2人の子どもが相続するとなると、合計相続税額は約1952億円になるそうだ。相続税対策は財団法人設立か海外移住しか手はないという。まあ、こちとらビンボー人には全く関係ない話だがね。

   週刊文春がちと気になる連載を始めた。「ワイセツ前線異状あり2013」がそれだ。第1回は「『女性器グラビア』『幸せの時間』どこまでがセーフか?」。作家の渡辺淳一が新聞連載していたインポテンツをテーマにした連載が中止になり、『ヤングマガジン』に掲載されたAKB48河西智美の「手ブラグラビア」が児童ポルノ禁止法違反の疑いがあると急遽回収された。週刊現代、週刊ポストの人気企画「女性器特集」が警視庁から警告を受け、フジテレビ系列の昼ドラ「幸せの時間」は性表現が過激だと放送倫理・番組向上機構(BPO)から指摘を受けた。

   そういいながら週刊文春は性表現の最前線に突撃していくのだが、何のことはない、週刊文春ではこの手のグラビアができないために(やってもいいと思うが、女性読者が半数以上いるため女性読者を逃がしてしまのが怖いのだが)、活字で「わいせつ感」を出そうという趣向の記事のようだ。

   興味深かったのは生放送でアダルト番組を放送しているテレビ局・スカパー!プレミアムサービス「パラダイステレビ」のルポである。視聴者公募で集められた20代男性4人が、人気AV女優たちとHなゲームを展開しながら童貞卒業への熱意をアピールし、ネット投票で1位になればAV女優に筆おろしをしてもらうという番組である。

   生放送は選ばれた男が熟女女優の部屋に入り、震える童貞男に彼女が優しくキスするところまで。後日編集されて完全版として放送されるそうだ。「ネットであれだけ無修正の動画が流れている以上、過激さでは勝てません。企画が勝負です」(キラーコンテンツ局・高橋宏行次長)

   この「パラダイステレビ」はだいぶ昔からやっていた。私が『Web現代』というインターネットマガジンをやっていたのはいまから13年ほど前になるが、私のところの編集部員が、私に無断で女性が次々に着ているものをとって裸になるのを横でボーッと眺めているという役で出演していたことがあった。たしかニュース番組のアナウンサーの役で、AV女優がニュースを読みながら着ているものを脱いでいくという趣向のものもあったように記憶している。

   その頃はネットでも番組を流していたと思うが、なかなかの長寿番組である。こうしたことを取りあげて、週刊文春は連載をどこへ持っていこうとしているのだろうか。まさか、外性器特集で悦に入っている週刊現代や週刊ポストを取り締まれなどと、当局側に立った記事にはならないだろうね。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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