2024年 5月 17日 (金)

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松田聖子ドッキリ!元主治歯科医「インプラント使い回し疑惑」

   週刊文春ばかり紹介するのは気が引けるが、短い記事の中にもおもしろいものが多いのはやはり文春である。松田聖子の元主治医の歯科医に「インプラント使い回し疑惑がある」と告発している。北海道札幌の中心街にある有名クリニック「札幌ライオンズ歯科・矯正歯科」がそうだという。

   そこの元スタッフだったAさんが意を決してこういっている。<「ライオンズ歯科のインプラント治療は、医療的にも倫理的にも、本来は患者さんに提供してはいけない代物なのです。患者さんから抜けたインプラントの使い回しも常態化しています」>

   これが事実だったら大変なことだ。その上、インプラント診療は保険外になるため患者の自己負担になるが、一部を保険診療として診療報酬を受け取っていたという。これは「混合診療」になる。また保険の二重請求もしているというのである。管内の保険医療機関を監督する北海道厚生局の担当者はこう語っている。

<「インプラント治療の一環として行った治療行為を保険診療とした場合には、混合診療に該当する可能性がある。また、材料の虚偽申告や架空請求は、一般論としては故意性があるのではないか」>

   今頃この記事を読んで、松田聖子もドッキリしているのではないか。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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