2024年 4月 26日 (金)

副作用多発の子宮頸がんワクチン「接種するかどうか自分で決めろ」厚労省丸投げ!

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   今年(2013年)の春から定期接種の対象になった子宮頸がんワクチンを、厚生労働省の専門家会議は「中止はしないが、推奨もしない」と方向転換した。理由は副作用の多さだ。これまで、推定328万人の接種で副作用が2000件報告されている。山田大樹アナは「現在まで864万回の接種のうち重篤の副作用が357件で、100万件当たりでは41・3件と高い率です。国が出したパンフレットにはこう書かれています。『積極的にはお勧めしていません』」と伝えた。

被害者親の会「接種直後から手足に痛みがあって、11日後には歩行困難になりました」

   今年3月末、子宮頸がんワクチンの健康被害訴える親の連絡会が開かれた。代表の松藤美香さんは言う。「娘はおととしワクチン接種した直後から体に異常が出ました。手足に痛みがあって、11日後には歩行困難になりました。あの日以来、痛みが続く毎日です」

   ワクチンの副作用は不随意運動(勝手に手足が動いて止まらない)や計算障害、呼吸困難、歩行障害、慣性疼痛(いつでも痛みがある)などで、ほかにも半数以上が注射の部位の痛み、発赤、腫れ、疲労感を発症している。

   飯野奈津子NHK解説員が言う。「子宮頸がんは年間9000人が発症して、去年は2700人が亡くなっています。20代から30代の女性で乳がんに次ぐ発症率です。副作用の高さは気になりますが、この数字だけで中止の判断を国はしていません。効果とリスクのバランスですから」

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