2018年 8月 20日 (月)

楽天優勝セールで不当表示!通常価格メチャクチャ引き上げて77%OFF見せかけ

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   プロ野球日本一に輝いた楽天のインターネットショピングモールで行なわれた優勝記念セールに、割引率を過大に見せかけ販売していた不当表示があった。「日本一大セール」と銘打って3日夜(2013年11月)から7日午前2時まで行われ、目玉は星野仙一監督の背番号にちなんだ77%OFFだった。楽天に申請し審査を通った通販業者など8000店舗が500万点以上出品した。

   ところが、販売された一部の商品で通常価格を不当に引き上げて大幅割引に見せかけ販売していた業者がいることが利用者の指摘で分かったのだ。

型落ちiphone4s43万円、スルメイカ1万7310円…

   京都・宇治の和菓子店・茶游堂の「抹茶しゅーくりーむ」を販売していた北海道のネット通販業者は、「10個入り通常販売価格1万2000円を産地直送2600円」と宣伝し販売していた。製造元である茶游堂のホームページには、同じ製品の10個入り価格は2625円とある。通販業者が割り引したのはたったの25円である。

見分けつきません

   茶游堂の店主は「『1個1200円のシュークリーム売ってはりますか』という電話がありびっくりしましたよ。茶游堂という名前まで出ていて、楽天・茶游堂詐欺事件みたいな形で報道されて困ったなと…」と頭を抱える。

   「とくダネ!」が問題の通販業者を取材したところ、こんな答えが返ってきた。「単純なミスで、2時間ほどで気づき削除しました。一人のお客から購入の申し込みがありましたが、お断りしました」。この業者は他のスィーツ系2種類でも似たような表記があったことを認めている。

   不当表記は他にもあり、型落ちのiphone4sの通常価格を43万円に引き上げて9万5048円だから77%引きといったり、スルメイカ10枚の通常価格を1万7310円(他のサイトでは7800円)に引き上げていた。「通常価格」と表示するには、過去8週間のうち4週間以上で実際にその価格で販売したものでなければならない。弁護士によると、今回のケースは景品表示法に違反する可能性があるという。

審査はねられた業者や商品の「勝手セール」というけれど…

   とんだお祝いムードになってしまった楽天の三木谷浩史社長は7日に会見し、「正式な『日本一セール』では厳正な審査をやっていました。それに参加できない店舗が便乗するような『勝手セール』をやった」

   サブキャスターの菊川怜(女優)は「『勝手セール』って書いてあるわけではないでしょう。やっぱり『日本一セール』なのでしょうから、見分けがつかないですよね」という。

   楽天が調べたところ、不当な価格表示が確認されたのは約20店舗、1000商品に及んだという。申請し審査を通った店舗は公式のライセンスマークがついているらしいが、スタジオでは「慣れない利用者には分からない」という批判が出ていた。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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