2024年 5月 7日 (火)

メガネ型端末すでに現場で活用!ベテラン看護師、熟練工に代わって「素人でも高度作業」

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   「スマホ」という名の電話付き小型コンピュータ的端末が社会に浸透してすでにひさしいが、いま社会を変えつつあるのが「ウェアラブル端末」だそうである。グーグルが開発しているメガネ型端末などがその代表例で、メガネとディスプレイ付きコンピュータが合体して視野と融合し、すでにビジネスの現場で活用している例もあるという。

約50種類の手術器具を正確に準備

   京都の病院は今年(2013年)、手術の医療器具の準備にメガネ端末を導入した。手術には約50種類の器具を準備する必要があり、これまで看護師が作業に忙殺されていた。そこで、メガネ端末で器具の種類と場所を指示する仕組みを作った。そんなのはメガネじゃなくて、タブレット端末でもできるじゃん、と思うかもしれないが、目線と融合しているので両手が空き、作業ができる。すばやく効率的である。目的の器具を見つけると、腕に取り付けたバーコード端末で正しい品かをチェックする。いまでは素人が準備作業を任されているという。

   あるベンチャー企業は、熟練工にしかできなかった自動車製造の微妙な作業を、メガネを通じてコンピュータが指示をすることで誰でもできるようにする仕組みを開発中だ。

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