2024年 4月 21日 (日)

ヒモ亭主に愛想尽きた中山美穂「離婚の話し合いしてます」間もなく芸能活動本格復帰

人気店や企業から非公開の招待状をもらおう!レポハピ会員登録

   きょう4日(2014年4月)に『週刊ポスト』が発売された。平常号だからそれほど厚みはないが、定価は消費税込み400円である。今週号だけを比べると週刊現代430円、週刊新潮380円、週刊文春400円。一番安い週刊新潮の内容が一番充実しているのが皮肉である。

   『スポニチ』がスクープして話題になっている中山美穂(44)と作家でミュージシャンの辻仁成(54)の離婚騒動だが、週刊文春がパリで美穂を直撃取材している。<「(離婚報道について)ここまで大きな騒ぎになるとは思ってなかったんです。ただ、(夫辻仁成と)離婚の話し合いはしていますよ。それはもうお互いのことなので……。

   できれば温かく見守っていただきたいですね。温かくと言うとあれですけど、静かに見守っていただけると、私たちも穏やかに話し合いができますので。あまりにも騒がれてしまうと、なんて言うんでしょう、感情の方が先立ってしまって、うまくいくこともいかなくなってしまいますし……」>

   パリの高級住宅地に住んでいる中山美穂にインタビューしたのは3月30日の午後6時だったという。結婚後は中山は芸能活動を休止して専業主婦になり、夫婦してフランスのパリに移住した。0 4年1月に長男を出産し、その後は育児に専念していた。現在10歳になる息子は市内にある公立の小学校に通っているという。

   ある芸能関係者は今度の騒動をこう見ている。<「二十四日の中山の会見で歌の話題が出ましたが、あれは中山のこれから『歌をやりたい』という意思を受けての、歌手復帰への伏線になっています。そのうえ、実は主演ドラマがBSフジで決まっていますし、NHKでもジャニーズタレントが相手役の話題作に出演します。離婚報道によって話題を作るとともに、芸能活動への本格復帰を印象付けるにはピッタリのタイミングだったのです」>

   ありがちなことだが、この2人の離婚騒動は某出版社社長と大手プロダクション社長とが組んで絵を描いたといわれているそうだ。推測でしかないが、おおかたバーニング社長の周防氏と幻冬舎の見城社長のことであろう。

   離婚の背景にはやはり金銭問題があると、古くからの2人の友人がこう証言する。<「ハッキリ言うと、辻の稼ぎが悪くなり、金がなくなっていたのです。『冷静と情熱のあいだ』『サヨナライツカ』などはベストセラーになりましたが、最近はほとんど売れておらず初版どまり。定収入がない印税生活ですから、売れなければサラリーマンの年収ほどを確保するのもやっとです。ですから経済的には美穂を頼りにする『ヒモ』のような状態がずっと続いていた」>

   美穂はインタビューで、親の権利についての話し合いが一番大きな問題なのかと聞かれ、「はい、大きいですね」ときっぱりいっている。美穂は完全に辻に見切りを付けたようだ。

野放し「ジャニーズJr.」悪ガキぶり!不祥事起こしても親の責任

   同じ週刊文春で「ジャニーズタレント(20歳)ファン殴打事件の衝撃写真」をやっている。それは昨年11月14日、JR池袋駅・埼京線ホームで起きた。20代の女性A子さんが若い男と口論になり、男は怒鳴り声をあげるといきなり女性に殴りかかったという。殴られた女性はうずくまるようにしてその場に倒れ込み、目のあたりから血が流れていたが、殴った男は不機嫌そうな表情で、その場を立ち去ってしまったというのだ。

   週刊文春によれば、殴った男はジャニーズ事務所に所属する岩本照(20)。<「グループ『SnowMan』のメンバーです。A子はもともと、岩本の熱狂的なファンで、数年前から彼の『追っかけ』をやっていました」(A子の知人)>

   ジャニーズJr.はCDデビュー前のアイドル予備軍で、ジャニーズ内ではまだレッスン生という位置付けだという。だが、岩本はすでに複数の企業のCMに起用され、ソロで俳優としても活躍しているそうだ。

   週刊文春が入手した診断書には「右目窩底骨折、右眼球打撲傷」とはっきり記されていたという。これは最悪の場合、失明に至ることもあるそうだ。だが先の知人がいう。<「それでもファンなんです。駅員に聞かれても、彼女は誰に殴られたのか絶対に言いませんでした。警察への通報を拒否したのも彼女です。ジャニーズ事務所に連絡を入れたのは彼女の親。翌日、事務所の幹部が病院に来たそうです」>

   岩本本人も見舞いに来て、平謝りに謝って示談にしたそうである。週刊文春は岩本とA子さんのトラブルを担当したジャニーズ事務所総務部の毛利今朝男氏を直撃している。毛利氏は警視庁OBだそうだが、A子さんのほうにも落ち度があったのではという口ぶりである。

<「でも、相手の方も度が過ぎたことをずっとやっていたんです。うちでは『ヤラカシ』と言うんですが、当日もどこかから付け回していたみたいで」>

   岩本は注意するつもりで手を上げたのかという問いに、「そんな感じです」と答えている。それにしては手荒い、暴力と呼べる行為だが、ジャニーズ事務所側は岩本に対して謹慎や処分は考えておらず、最後までA子さんに対する謝罪や反省の言葉もなかったという。元ジャニーズJr.がこう話す。

<「ジャニーズには七百名近いタレントがいますが、大半が契約書も交わさないデビュー予備軍。教育的な指導はほとんど行われず、未成年が不祥事を起こせば親の責任。成年なら本人の責任。『ユー、分かってるよね』の世界なんです」>

   こうした連中の多くは夢を叶えられずに落ちこぼれていくのだが、彼らのその後の人生を考えると暗澹たる気持ちになってくる。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中