2024年 4月 19日 (金)

あれっ、橋・トンネルのプレートがない!石川・岐阜で被害…相次ぐ真鍮盗難

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   防犯カメラがないと何でもありの時代なのか。石川県内で名前が書かれた真鍮製の橋などのプレートが盗まれる事件が相次いでいる。加賀、小松、白山、能美の4市と川北町の54か所の橋やトンネルのプレート187枚が盗まれた。いずれも、夜間、人通りのまったくない場所ばかりである。県の担当者によると、どれも真鍮製で、製造費をふくめて被害額は1枚5万円弱、合計約900万円にのぼる。

宮崎では小中学校のピアノのペダル

   住民は「あんなものを持っていくって考えられんわねえ。今まで」と唖然としているが、放っておけば名前のない橋ばかりになってしまう。

   真鍮製の橋のプレート盗難は石川県だけでない。岐阜県では4月末(2014年)から79枚が盗難に遭っているほか、宮崎県の小・中学校4校でピアノのペダルが盗まれる騒ぎもあった。買い取り業者に聞くと、真鍮は1キロ当たりの買い取り価格が2000~4000円で、橋のプレートは1枚5キロ相当あり、1~2万円になる。

   司会の羽鳥慎一から「いっそプラスチックにしてしまえば」という意見も出たが、前田典子(モデル)は「ペダルはわからないけど、橋のプレートはマニアかコレクターが集めているかもしれないですよね」という。しかし、橋のプレートを187枚も集めて何が楽しいのか。

   盗む狙いは真鍮で、溶かして再利用するのだろう。日本ではすぐに足がつくので、ひょっとすると金目になるなら何でも飲み込む経済大国のあの国 密輸出されているのかも…。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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