2018年 7月 21日 (土)

サントリー・トートバックで佐野研二郎氏「部下がトレース(描き写し)。あってはならないこと」

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   東京オリンピックのエンブレムをデザインした佐野研二郎氏がきのう16日(2015年8月)、別に盗用が疑われているサントリービールの景品バッグのデザインに関して、ホームページで「第三者のデザインをトレースしていたことが判明しました」と、「描き写し」を認めた。スタッフのデザイナーがやったということらしい。

どうなる?法的責任

   サントリービールは13日、夏のキャンペーンの景品のトートバッグのうち8点の配布をやめると発表した。バッグは30種類あり、いずれも「佐野研二郎デザイン」が売りだったが、ネットなどにある他のものに酷似しているという指摘が相次ぎ、うち8点について佐野氏の事務所も差し止めを連絡してきた。

そっくりだもの

   ホームページのコメントはこれを受けたもので、ここでいう「トレース」とはデザインのアイデアを固める段階で、すでにある諸々を描き写すこと。そこから独自のアイデアを形にするのが本来なのだろうが、サントリーのデザインではそのものを使ったり、一目で盗用がわかるものが多数あった。

   佐野氏は「トレースをそのまま使用することはあってはならないこと。私のデザイナーとしてのポリシーにも反する。社内の連絡体制が上手く機能していなかった」としている。デザイン作成は部下のデザイナーが行っており、佐野氏は監修の立場だったが、「トレースとは想像もしなかった」という。つまりは見逃したということ。

   法的にはどうなるのか。コメンテーターの菊地幸夫(弁護士)は、「実際に盗用したのはデザイナー個人になります。佐野さんの配下のデザイナーか、佐野さんになるのではないか」という。

五輪エンブレムは来月22日裁判

   こうなると、オリンピック・エンブレムについてもやかましくなる。街の声も「疑われたものを使うのはいやだな」「ガラッと変えた方がいい」など8割が「変えるべき」という。「いいがかり」「変えたらかえっておかしくなる」という意見は2割だった。ベルギーのデザイナーは国際オリンピック委員会(IOC)を提訴していて、裁判は来月22日(2015年8月)に行われる予定だ。

   司会の加藤浩次「一部は完全にパクリですね。オリンピックどうしたらいいのでしょうかね」

   高橋真麻(フリーアナ)「デザインて、本人じゃなくて下の人たちがやってるんですね」

   長沼毅(生物学者)「私たちの場合は、手柄は部下に、責任は上司にですね」

   上念司(経済評論家)「競技場と同じで、白紙撤回してもいいんじゃないですか。とにかく、初め否定して、後になって出たのはまずい」

   ネットではいま五輪エンブレムの審査員がだれだったか、までが詮索されている。生臭い話だ。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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