2024年 4月 26日 (金)

国会にウソついて愛人同伴ハワイ旅行「菅原一秀議員」視察名目でゴルフ三昧!甲子園出場も詐称

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   週刊文春を読む楽しみの一つは、今週は誰の愛人がしゃべっているのかにある。今週はヤジ将軍としてだけ目立っている菅原一秀衆院議員(54)の愛人の告白。菅原議員は当選5回。入閣待機議員である。父親が秋田県なので同郷の菅義偉官房長官が目を掛けているそうだ。この人、以前の経歴に「早実野球部で甲子園に4回出場」と書いてあった。これがまったくの嘘で「アルプススタンドで3回応援していただけだった」というのだから、人柄がわかろうというものだ。

   十数年前に離婚して今は独身だそうだ。愛人だったA子さんは2012年の年末頃、<「マスコミで働きながら、二ヵ月だけ、銀座のクラブBでアルバイトしていました」(A子さんの知人)>。そこは菅原氏が常連で、ママが政治資金パーティーに来てくれたお礼に来店したときに知り合ったそうだ。年明けに二人はアフターで飲みに行き、そのときから関係が始まったという。

   A子さんがいうには、菅原氏は何かというと怒り、彼女を含めた女性を見下す発言をしばしばしたというのである。「俺は25歳以下がいい。25歳以上は女じゃない」(A子さんはその当時27歳だった)、「子どもを産んだら女じゃない」などなど。

   問題は13年に彼女を連れてハワイへ行ったことだ。当時、菅原氏は経産省副大臣。飛行機は別々で現地で落ち合った。菅原氏は連日ゴルフ三昧でA子さんは心配したが、「ウソを申請したから大丈夫」と嘯いていたという。週刊文春が調べたところ、そのときは衆院議員運営委員会に「政治経済事情視察」として請暇願いを出してあった。本当にウソをついていたのだ。

   旅行後、すぐ切れるモラハラ男に嫌気がさして彼女は別れたそうだ。週刊文春の取材に対して菅原氏は、A子のことは思い出せないととぼけていたが、一緒に食事したことなどは認めた。ハワイに行ったことも認めたが、ゴルフ三昧などではなく、現地の実業家などと日本とハワイの経済交流などについて意見交換したと答えてきた。

   A子さんは「ハワイでは連日早朝からゴルフをして、寝る前までほとんど一緒でした。ハワイにいることがバレたくないからと、ゴルフが終わって晩ご飯に出かけるまで、人に会わないよう部屋にこもっていて、意見交換の時間なんてありませんでした」と証言している。

   議員とは嘘とホントの境目がわからない人のことをいうようだ。こんな女性差別をするモラハラ議員に2度と清き1票を入れてはならないと思う。

早くも「続かないだろう」の声が聞こえる片岡愛之助・藤原紀香・・・派手すぎる梨園の妻に懸念

   歌舞伎俳優の片岡愛之助(44)と女優の藤原紀香(44)が3月30日(2016年)に結婚を発表したが、<ふたりが結婚に至るまでには紆余曲折があった。交際発覚当初、愛之助の周囲から祝福の声はあまり聞こえてこなかった>と女性セブンが報じている。

   <「愛之助さんは熊切あさみさん(35才)との二股交際が騒がれましたし、一方の紀香さんも歌舞伎役者のパートナーとしては目立ちすぎる。それに、お互い40代半ばに差し掛かっての交際とあって、愛之助さんの跡継ぎを望む人たちからの強い反対もありました」(歌舞伎関係者)>

   梨園の妻は、「出しゃばらずに夫を立てる」ことが何よりも求められる。舞台中はロビーや客席に出向いて贔屓筋のおもてなしをし、毎日のようにお礼状を執筆するなど、裏方の仕事が山ほどある。服装も贔屓筋の妻や、序列が上の役者の妻より華やかで高価な着物で目立つのは厳禁である。常に『派手すぎず、地味すぎず』という微妙なさじ加減が求められる。

   <「華やかな芸能界のど真ん中にいる紀香さんが本当に梨園の妻としての役割をこなせるのか、周囲は疑問に思っていましたし、続かないだろうという人も少なくなかった」(前出・歌舞伎関係者)>(3月31日のNEWSポストセブンより)

   派手な紀香を妻にすることを歌舞伎界はあまり快く思っていなかったようだが、2人の愛がその壁を乗り越えたようだ。

パンツ脱いじゃった「明るい安村」不倫一夜!奥さん激怒で「安心してください」どころじゃない

   私はこの芸人のおもしろさがまったくわからないのだが、とにかく明るい安村(34)という変わった芸人がいる。全裸に見えるポーズをとり、「安心してください。はいてますよ!」というだけのピン芸人だ。週刊文春が、この男が女性と2人で東京駅からほど近いもつ鍋屋で杯を重ね、その後、缶ビールとミネラルウォーターを買って近くのビジネスホテルへ入っていったと報じている。

   その部屋で安村はパンツを脱いだのか否か。週刊文春に朝出てきたところを直撃され、安村は体をのけ反らせて驚いたという。やりとりはこうだ。

   <――不倫しちゃいましたか。

   「いやっ。不倫じゃないですけど・・・」

   ――パンツ、はいてました?

   「はいてました(苦笑)」

   ――脱いだんじゃ?

   「フフフフ」

   ――ゲス不倫では?

   「うわーっ(涙目)」>

   最後まで男女の関係ではないといっていたようだ。

   安村はコンビを組んでいた男とケンカ別れして芸人引退を考えていたとき、奥さんが勇気づけてくれて、ピンでやりなよといってくれたそうだ。立ち食いそばのアルバイトをしても稼ぎは10万円に満たず、焼肉屋で一人前の牛タンを2人でゆっくり食べるのが最高の贅沢だった時代があったという。今は月給も100万円以上で、スケジュールは数か月先まで埋まっているそうだ。その奥さんに何といって言い訳したのか。

   <「こっぴどく叱られたものの、奥さんは何とか許してくれたそうです」(吉本興行関係者)>

   パンツを本当に脱ぐのは奥さんの前だけにしたほうがいい。

視聴率1ケタ台でわかった橋下徹の不人気!もう国政進出も報ステキャスターも消えた

   週刊文春によると、橋下徹前大阪市長が本格テレビ復帰を目指して出たゴールデンタイムの3時間特番が関東地区では9・9%と失敗に終わったという。テレビ朝日は、成功すれば古舘伊知郎が降板した後の新キャスター候補の一人として橋下氏を考えていたという情報もあるが、とくに関東地区で人気のない橋下氏ではと考え直しているようだ。

   これも週刊文春だが、韓国と関係強化している舛添要一都知事が、保育園などの福祉施設として検討がなされていた都有地を、東京韓国学校に有償で貸与する方針を突如打ち出したことに対して、怒りの声が出ているという。

   だが、都有地の貸与は都知事の一存でできるというのだし、保育園としてどうかという要請は正式にはなされていなかったというから致し方ないのではないか。舛添都知事がいうように、「何でもかんでも保育園のニーズ、ニーズ。じゃ高齢者はどうするんですか?」といういい方も一理ある。

   週刊新潮も同種の記事をやっているが、韓国というのが気に入らないのだろう。坊主憎けりゃの類いではないか。

暴走する「人工知能(AI)」扱う人間によって善悪使い分け・・・米国防総省は「自立型殺人ロボット」開発

   人工知能が発達するとどういう社会になるのか。こんな記事があった。<Microsoftの人工知能(AI)チャットボット「Tay」は、若者のくだけた会話を模倣するよう作られたが、Twitter上で扇動的で人種差別的な発言を繰り返した後、先週いったん「寝かしつけられて」いた。だが、短い仮眠を終えたTayは30日に目を覚まし、数時間にわたって無意味なたわごとを吐き出した末に、再び眠りについた>(CNETJapan 3月31日より)

   その少し前には、「わかったよ・・・ユダヤ人を毒ガスで殺せ、さあ人種戦争だ ヒットラー万歳」と呟いていた。これは「Tay」を人間が教育した結果だと、週刊新潮で神戸大学の松田卓也名誉教授がいう。<「善悪や倫理観は相対的なものです。『人を殺すのは悪だ』と言っても、戦場では敵を殺すのは自国を守る意味で善ですし、イスラム国の人が外国人の首を切るのは悪だと言いますが、日本の戦国時代には、首を持ち帰るのが褒美の物差しでした。イスラム国の人が自分たちの正義を人工知能に教えたら、『人を殺す善』を実行するように育つでしょう」>

   また、東京大学大学院工学系研究科の松尾豊特任准教授はこういう。<「一部の人が悪用することで、人工知能が問題を起こすリスクはある。広告や携帯ゲームなどに人工知能を活用し、人間の心理を読み解いて、ユーザーに多額の課金をさせるよう誘導する、などというのはリアルなリスクだと思います」>

   人工知能はアメリカを中心に軍の資金力で進んでいったため、軍事利用されるのは当然だという。いまアメリカ国防総省は人工知能にすべてを任せて、敵か味方かを判別し、逃げる敵を追いかけて仕留める人工知能「自立型致死兵器」の研究に明け暮れているという。そうなれば、世界中がこの殺人ロボットを開発し、果てはそれが人間の脅威になるといわれている。

   それを食い止めるには「国連で自立型致死兵器の開発を停止する運動をしていくしかない」(松田名誉教授)。映画「ターミネーター」の世界が現実のものとなる。そしてロボットが人間を支配する時代が来る。科学の発達が人類を滅ぼすのだが、この進み方を見ていると意外に早いかもしれない。

退職拒んだらイス投げつけられた・・・東芝社員「散る桜残る桜も散る桜」大量リストラの悲痛

   週刊ポストが東芝社員の悲痛証言集を拾っている。3月19日に証券取引等監視委員会が東芝前社長の田中久雄氏を任意で事情聴取したと報じられたが、一連の水増しについて「違法性の認識」はなかったと話したと伝えられたことで、東芝社員は「1億円ももらっていた経営トップが違法と知らなかったなんて、許されない」と怒っているというのだが、当然だろう。

   東芝は半導体部門を中心に1万1000人の社員削減を発表し、3月17日には東芝の「顔」である白物家電事業を中国の家電大手「美的集団」に売却すると明らかにした。早期退職に応じるのは当然ながら「優秀な人材」で、退職金は50代前半なら上乗せがあって5000万円くらいにはなるというから、経営危機の会社としては恵まれているほうであろう。

   だが、退職しても行き場がない人にとっては、上司との面談は胃が痛くなるだろう。退職を促された人の中には「上司に座っていた椅子を投げつけた」(週刊ポスト)というケースもあったといわれているそうだ。散る桜残る桜も散る桜。運良く残れたとしても4か月分あったボーナスが50%近くカットされ、マンションのローンの支払いに頭を抱える社員も多いようだ。

   いろいろな事業を売却したり削減するのに、原発子会社のウエスチングハウス(WH)を残すことを疑問視する社員は多い。社員A氏はこう話す。<「これまで会社は決算発表では『WHに減損処理は不要』と言い続けてきたけど、新規受注がないんだから、先があるはずがない。過去のトップの失敗のツケをこの期に及んでも精算できないだけじゃないのか」>

   不正経理の原因になった原発部門は早く切り捨てて、重厚長大企業から抜け出したほうが私もいいと思うが。

夢のがん治療薬「オプジーボ」肺がん、腎臓がん、リンパがんなど効果!逆転の発想で免疫細胞活性化

   私の周りでもがんにかかる友人が多く、がんは他人事ではない。週刊現代では「夢のがん治療薬オプジーボはこんなに効く」という特集をやっている。国立がん研究センター中央病院で免疫治療を積極的に進めていた山崎直也・皮膚腫瘍科長がこう語る。

   <「オプジーボが出てくる前は、メラノーマ(皮膚がん=筆者注)の治療といえば一にも二にも手術という風潮でした。手術で取れないときは、抗がん剤を使うしかなかったのですが、これが30年以上進歩していなかった」>

   オプジーボが最初に日本で保険適用薬として認可されたのは14年7月、メラノーマに対しての使用についてだった。メラノーマは日本人では10万人に1人といわれる珍しい病気だが、オプジーボが効くのはメラノーマだけではないそうだ。

   <「すでに昨年12月に厚労省は切除不能な肺がん(非小細胞肺がん)の治療にオプジーボの使用を認可している。肺がんの患者は、メラノーマの患者に比べて二桁多く、日本人の肺がんのうち85%は非小細胞肺がんなので、今後、がんの治療現場で本格的にオプジーボが使用されることになるのは確実。ちなみにメラノーマの患者は3割、肺がんの患者2割に対してオプジーボが有効だとわかっている>(週刊現代)

   オプジーボの販売元である小野薬品工業広報部によると、すでにアメリカでは腎臓がんにおいても承認されているという。

   このオプジーボはこれまでとは違う発想でつくられた薬だという。病原体やがんなどを攻撃する機能を担うのが「キラーT細胞」と呼ばれる免疫細胞で、体の中にがんができると、「体内にがんという異物ができた」という信号を受けて、キラーT細胞は自動車のようにアクセルを踏んでがん細胞を攻撃しようと近づくそうだ。

   <「ところが、がん細胞は非常に巧妙でキラーT細胞が近づいてくると、『攻撃の必要はない』という偽の信号を送って、攻撃の手をゆるめさせてしまうのです。このブレーキ作用が原因でがんは生き延びることができる。

   従来の免疫療法は、キラーT細胞のアクセル部分を強化させようという発想で作られてきました。ところが、オプジーボは、『どんなにアクセルを踏んでもブレーキがかかっていれば動かない。ならばブレーキを外してしまおう』という発想で開発されたクスリです。

   その結果、今までとは段違いによく効く免疫薬が生まれました」(国立がん研究センター・免疫療法開発分野長の吉村清氏)>

   問題はこのオプジーボの国内販売価格で、100ミリグラムがワンボトルで73万円もするそうだ。仮に体重67キロの男性が2週間に1回、1年間の治療を続けた場合、かかる薬の価格は約3500万円にも及ぶのだ。ただ、厚労省が保険適用を認可している薬なら高額療養費制度が適用されるので、患者は自己負担限度額を超える分は払う必要がない。自己負担額は収入によっても異なるが、平均的には月15万円を超えることはまずないそうである。

   先の山崎氏がこういう。<「オプジーボはリンパがん、頭頸部がんなどあらゆるがん種に効くことがわかってきました。私は皮膚科としてメラノーマが治る時代がやってきたなと実感しましたが、今後、おそらく人類ががんを克服する日もやってくると感じています」>

   この通りだとしたら、がん患者には大朗報ではあるが。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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