帰省した時に親の異変に気付く方法
2016.12.26 16:04
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ドアノブなど緩みないように
高齢者死亡で交通事故は年間3200件。一方で家庭内事故は4854件と1.5倍だ。家の中での事故をどう防ぐか、理学療法士の田中康之氏が家内をチェックしてアドバイスをした。まずフローリングの床に何重にも敷いたカーペットにクレームを出した。「フローリングと布製のカーペットは滑るし足がおぼつきません。寒さ対策での4枚重ねのカーペットは、高齢者の安全上でもよくありません。敷物は出来るだけ1枚に、そして裏に滑り止めを張って下さい」
田中さんは家の備品のチェックをし始めた。「風呂場の水道の蛇口、各ドアのノブ、トイレットペーパーのカバー、そして廊下の壁で人が触った高さだ。「これらは足腰が弱くなると、ついつい頼ってしまいます。こういう所に緩みが無いかが大事なんです」(田中氏)
(磯G)