男臭いハードなサスペンスドラマ 地上波とBSコラボの相乗効果を期待
<「犯罪症候群 Season1」(東海テレビ)≪フジテレビ系≫>

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   昨年4月にスタートしたオトナの土ドラ第7弾は、WOWOWとの共同製作による社会派サスペンスドラマ「犯罪症候群」。4月からのSeason1を東海テレビ(フジテレビ系)で放送したのち、6月からのSeason2はWOWOWで放送する流れだ。

   累計45万部を超える貫井徳郎の"症候群シリーズ"三部作「失踪症候群」「誘拐症候群」「殺人症候群」を原作に、警察組織の特殊任務を題材とし、「誘拐」「失踪」「殺人」3つの事件を描く。Season1は玉山鉄二が、Season2は谷原章介が主演をつとめる。

   第1話を見ての感想は、男臭さの漂うハードなドラマという印象だ。WOWOWとの共同製作ということで、資金も潤沢なのか、いつもの「土ドラ」より、豪華かつ重厚な感じ。かつて、WOWOWとTBSが共同製作した「MOZU」がよかったので、今回も期待が高まる。

   探偵事務所で働く元刑事の武藤(玉山鉄二)は、1年前、先輩刑事の鏑木(谷原章介)との結婚を控えていた妹を見ず知らずの中学生に殺された過去をもつ。少年法で守られた犯人に対し、警察官でありながら復讐心を抱いた自分の獣のような思いを恐れ、警察を辞めた武藤に、警視庁人事課の環(渡部篤郎)が近づき、「小口誘拐」を秘密裏に調査して欲しいと「特殊任務」を依頼する。環に犯人グループは未成年の可能性があると言われて、捜査協力する武藤。

   その「小口誘拐」とは、ある夫婦の5歳の娘が誘拐され、犯人から身代金500万円のの要求が。「警察に知らせれば娘の命はない」と言われ、500万円で娘が無事に帰ってくるなら、と犯人の要求を呑んだ。娘は無事に戻ってきたが、父親が警察に通報したことで事件は明るみに......。

モデル出身俳優陣のすてきなスーツ着こなし

   ドラマの内容はダークだが、玉山、谷原、渡部、主要キャスト3人がいずれもモデル出身ということで、スーツの着こなしがGOOD。男性視聴者には参考に、スーツ男子好きの女子には目の保養になること間違いなし!?

   初回は、主要キャスト3人のほか、ミムラ、鶴田真由、甲本雅裕、要潤、桜田ひよりが出演していて、これだけでも深夜ドラマとしては豪華なのに、番組サイトを見ると、キャスト欄にはほかに竜雷太、相島一之、高橋光臣の名前もあった。

   なかでも、注目なのは武藤の娘・真梨子役の桜田ひより。刑事だった父を尊敬するあまり、刑事を辞めて探偵になった父に不満をもち、反発する場面で、父に暴言を吐くところが短いシーンだが強烈な印象を残した。第2の杉咲花になる逸材と見た。

   知能的誘拐犯役の要潤の不気味さ、母の介護に疲れ、孤独な心の隙間を犯人に衝かれ、知らずに犯罪の片棒を担いでしまう薄幸な女性を演じるミムラにも注目したい。玉山の妻役で懐かしの鶴田真由も出演している。

   WOWOWと東海テレビ初のコラボドラマ。果たしてどんな相乗効果が生まれるのか、乞うご期待!(毎週土曜23時40分~)

               

くろうさぎ

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