2024年 5月 3日 (金)

『食虫植物』ひそかな女子人気!? 可愛いのにたくましい魅力

   今井翔馬アナが「いまちょっと変わった植物が人気だというのでやって来ました」と思わせぶりに案内したのは、大阪の植物園「咲くやこの花館」で開催中の「虫を食べる植物展」(2017年9月9日まで)だった。食虫植物は600種もあって、いま女子に人気なのだという。見学に来ていた女性客も「かわいい」「奇抜ですよね」「普通の花より変わった系が好きなので」「見ていて楽しいです」と話す。

   この植物園のおすすめは、第3位はウサギゴケ。ウサギの顔のような可愛らしい白い花をつけているのだが、根っこで土の中にいる虫をムシャムシャ食べる。第2位はおなじみのハエトリグサだ。ベトベトした葉に虫が触れると、すかさず閉じて捕虫する。1位はウツボカズラで、筒状の葉の中に虫を滑り落として捕まえる。

   東京・池袋の百貨店の花店にも食虫植物コーナーがあって、小さなポットの植えられたハエトリグサなどがよく売れているという。

ウツボカズラの捕虫液を飲むマニア

   女子たちになぜ食虫植物が人気なのか。多くが花や葉の色がはっきりしていて、派手であでやかだ。食虫植物の写真集や育て方の本を11冊も出している木谷美咲さんはこう話す。「こちら側のやる気を引き出してくれるような形をしてるんですよね。たくましくてしたたかに生きているところに、力づけられます」

   育て方は簡単だ。「食虫植物はとにかく乾燥に弱く、土が乾くと枯れてしまいます。わざわざ虫を与える必要はありません。光合成で育つのは他の植物と同じで、虫はあくまでも補助的な栄養なんです」(木谷さん)

   卵の白身などたんぱく質を与えればいいそうだ。陽によく当てることもポイントで、水を入れた受け皿にのせ、日当たりのいい場所に置いておけばすくすく育つ。

   「たしかにブームになっているみたいだね。ウツボカズラの液体を飲む人もいるもの」と井ノ原快彦キャスターがコメントして、スタジオは「エエッ、ホント」とびっくり。

   有働由美子キャスター「だって、虫が溶けて入ってるんでしょ。なにがいいの」

   井ノ原「まあ、まだ虫が入っていない最初のものなんだけどね。男性にもいるよ」

   どんな味がするのだろう。虫を呼び寄せるのだから甘いのかもしれないが、ちょっと飲む気はしないよねえ。(テレビウォッチ編集部

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