真木よう子の普段着がひどい!どこで売ってるの? いかにもな人物像にも辟易
〈木曜劇場 セシルのもくろみ〉 (フジテレビ系)

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   7月期スタートドラマのなかで、早くも低視聴率につき打ち切りか!? などと別の意味で話題になっているのがこの「セシルのもくろみ」だ。ファッション誌の読者モデル(読モ)の世界を描くもので、主演は真木よう子。真木演じる惣菜屋でパートするごくフツーの主婦・宮地奈央(ミヤジ)が、ファッション誌「ヴァニティ」の読モにスカウトされたことで人生が一変。これまで無縁だった華やかな世界の舞台裏を知り、そこでなんとか自分なりに生き残る道を模索し、奮闘するお話だ。

   いわゆる業界モノで、なおかつオンナたちのドロドロが楽しめ、女性視聴者の好物かと思いきや、視聴率は取れず、初回5.1%、第2話4.5%と危険水域だ。フジテレビお得意の業界モノでこの数字、打ち切りが噂されるのも無理ないか。

   ま、10年前なら需要があったかもしれないが、いまさら読モの世界がどうのこうのとやられても...という気がしないでもない。実際、唯川恵の原作が書かれたのも10年近く前のこと。いまさら感が強い。

   さらに、真木の普段着がまたひどい。かつてスマスマで中居正広がやってたマー坊並みのセンスの悪さ。いまどきそんな服どこで売ってるの!? という感じだ。徐々に変化していくさまを楽しんでもらおうというのと、いずれカリスマモデルになったときにギャップがあるほど面白いということなのだろうが、やり過ぎは禁物。ガサツな振る舞いしかり、そんなに下品にしなくても、と思う。

   ほかの読モも、セレブ主婦(藤澤恵麻)に、オンナを使って優位に立とうとする主婦(佐藤江梨子)、オネエのヘアメイク(徳井義実)、使えない編集長(リリー・フランキー)、気の強いデスク(板谷由夏)などなどいかにもな人物像に辟易。ストーリー自体既視感アリアリで、見る気がしないのも当然かも。

   息子が同じ学校ということで奈央と仲良くなり、憧れの存在でもあるナンバー1カバーモデルの浜口由華子(はまゆか)を演じる吉瀬美智子はぴったりの役柄。

   第3話ではそのはまゆかが夫からDVを受けているらしい展開になりそうだ。はまゆかとミヤジが仲良くなるにつれ、ほかの人たちからミヤジが嫉妬され、嫌がらせされるなんていうのも想像がつく。こちらの想像を裏切るようなストーリーになれば、まだまだ盛り返すことができるのでは、と思うが。

   もっとも残念なのが、真木の夫役。べつにイケメンでなくてもいいけど、せめて印象に残る人だったらよかったのに。あまりにもフツー過ぎるので、家庭のシーンに興味が持てない。

   全体通して、一番いいのがエンディング。夜の本気ダンス「TAKE MY HAND」をバックに主要キャストが登場する。この映像は楽しめる。本編もこのクォリティーで作ってくれれば...。夜の本気ドラマを見せて貰いたいもんだ。

(木曜22時~)

くろうさぎ

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