2024年 3月 19日 (火)

閉会中審査の答弁で墓穴掘った安倍首相 政権は崩壊寸前、辞職か解散か?

人気店や企業から非公開の招待状をもらおう!レポハピ会員登録

   加計学園問題についての説明責任を果たすと、わざわざ国会が閉会中なのに審査を開いた安倍首相だったが、加計学園が獣医学部の新設を申請しているという事実を「2017年1月20日まで知らなかった」と答弁したことで、自ら墓穴を掘ってしまった。

   蓮舫民進党代表から、安倍が過去に違う答弁をしていることを指摘されると、これまでの答弁が間違っていて、これが正しいなどといい募り、蓮舫から、答弁の矛盾を指摘されると、あの時は正確でなかったから訂正するというのでは、国会軽視ではないかと厳しく突っ込まれた。

   これを見ても、もはや安倍の周りに人がいないことが見て取れる。過去の答弁との整合性を取るなどイロハのイである。加計学園の加計孝太郎理事長は友だちであっても、獣医学部新設の件では明らかな利害関係者なのに、不用意に、食事やゴルフでは、向こうが払ったりこちらが払ったりするとしゃべってしまう。

   "安倍大事"と心底思う側近がいれば、こうした軽率な発言はしないよう注意してくださいと進言するはずだが、すべて安倍任せにし、安倍本人も誰も信用していないのだろう。

   昨夜、日刊ゲンダイの某氏と飲んでいて、安倍の今後について意見が分かれた。私は、もはや安倍政権は崩壊寸前であり、内閣改造でも支持率を上げられず、第一次の時と同じように首相の座を放り出す。

   でないとすれば、破れかぶれ解散を打つ。だが、かなり自民党は目減りするから、このケースでも総裁は安倍以外の人間になると読む。

   某氏は、安倍はしぶとい。自ら辞める気はないし、安倍を追い落とそうという人間は自民党内からは出てこない。このままの状態をずるずると続け、何とか改憲にこぎつけたいと思っていると読む。

   ところで、安倍首相は「女性が輝く社会」をつくるといっていたが、一足早くそうした社会が実現したようである。稲田朋美、小池百合子、豊田真由子、松居一代とこのところ輝いているのは女ばかりだ。

今井絵理子参議院議員の不倫疑惑

   そこに今週は元SPEEDで参議院議員の今井絵理子(33)が加わった。

   今井は2004年に結婚して長男をもうけたが、3年後に離婚。長男は生後3日で聴覚障害があることがわかった。

   その子を女手一つで育て、昨夏の参院選ではそうした生き方に共感が集まり32万票を獲得した。彼女の地元は沖縄だが、当選直後に沖縄の基地問題について聞かれ、「これから勉強します」と答え話題を呼んだ。

   子育てに議員活動と、さぞかし忙しいことだろうと週刊新潮が張り込んだら、豈図らんや多忙は多忙でも「不倫」に励んでいたというのである。

   7月14日(金)。国会付近で夕食を終えた今井は、19時ごろ迎えの車で千代田区三番町のセカンドハウスとして使っている高級賃貸マンションへ。その直後に神戸ナンバーの日産GT-Rがやって来て、今井を乗せて走り去り、「日付をまたぐまで帰ってくることはなかった」(週刊新潮)

   翌朝7時。件の男が今井のマンションから出てくる。その10分後、今井が迎えの車に秘書と同乗して東京駅へ。

   その後、7時40分発の新幹線のグリーン車内に彼氏と並んで座る今井の姿が。2時間後、2人はそろって眠りだしたが、「下に伸ばしたその手はお互いしっかりと握り合っていた」(同)。この様子はグラビアに載っているが、週刊新潮がつけた見出しが「愛の闇」

   新大阪駅で今井は降り、イベントをこなした彼女は、箕面市のシティホテルにチェックイン。

   20時ぐらいに、ホテルに備えつけの白いパジャマ姿で出てきた。この姿もグラビアに出ているが、髪が濡れたパジャマ姿がなかなか色っぽい。 男を迎えに行って、同じ部屋に消えていった。翌日も2人して新幹線に乗り込んで、14時には東京駅に2人の姿があった。

   今井は子供がいるが独身である。まだまだ熱い恋に身を焦がしてもとやかくいわれることはない。だが、相手が妻子持ちとなると、当然ながらいかがなものかとなる。

   この男、橋本健という自民党の神戸市議会議員で37歳。10年前、27歳の若さで市議に当選して現在3期目。市議団の幹事長も務め、大阪大学歯学部卒で、5年前に歯科医院を開業しているという。

   将来は衆議院議員を目指しているといわれているそうだ。子供は2人いるが、現在妻とは別居中で、4~5年前から離婚調停中だそうだ。

   週刊新潮によれば、きっかけは、今井が参院選に出馬を発表したころ、自民党の兵庫県連が勉強会に今井を呼び、その窓口が橋本だった。

   2人は急速に親しくなっていったという。このまま略奪愛が成就するのか。だが、週刊新潮は、彼女は言行不一致だとなじる。

   彼女のウリは「子育て」だ。議員になってからは忙しさも増し、息子と触れ合う機会は減ったに違いない。ならば、わずかな時間でも子供といてやろうというのが人情ではないか。

   しかし、今の今井は男に夢中で、子供のことは母親に任せることが増えてというのである。

 

   さあ、今井はなんといい訳するのだろう。橋本のほうは、

「今井さんとはお付き合いしていません。恋愛感情もありませんよ」とにべもない。

   週刊新潮ならずとも、このセンセイは恋愛感情もない人間と、手をつないだり、同宿したりするのかと首をかしげたくなる。

   今井センセイは、橋本と交際しているかと聞かれ、

「男女の関係はありません。同じ志を持った、大変頼もしい先生だと感謝しています」
 三番町のマンションや大阪のホテルに泊まっているではないか?
「あの......三番町は軽率なことだと思いますが、とにかくこれだけはお伝えしたいのは、一線は越えていないんです。翌日の箕面でのお仕事、実は橋本先生の紹介でいただいたお仕事だったんです。その時に講演内容を一緒に考えてほしい、という思いで、結局、深夜まで一緒に原稿を書いていたんです」

下手ないい訳である。昔、あるタレントが彼女の部屋に泊まって朝帰りした時、写真誌に直撃された。そこでとっさに、

「彼女の部屋で一晩中あっち向いてホイをやってました」

   と答えた。これには笑った。たしかにSEXはあっち向いてホイに似てなくはない。

   これぐらいのユーモアが欲しかった。

   橋本の妻は、かえって今井のことをこう心配する。

「私は今井さんのお子さんも心配。お母さんは家にいなくて、不倫をしていると知ったら。育児のこと、家族のことを語って、それなのに......」

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中