2018年 5月 24日 (木)

総選挙「自民惨敗予測」公明と併せてやっと過半数!若狭新党も浮上せず

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   私は腹が立つと大食いになる。けさ22日(2017年9月)、ワイドショーで流れた安倍晋三首相の国連演説を聞いて、ソーメンを3束も食べてしまった。糖尿病なのに困ったものだ。

   安倍はこういった。「北朝鮮との対話の時は終わった」。北朝鮮による攻撃があれば北朝鮮を「完全に破壊」するといったトランプの立場を一貫して支持するとし、「必要なのは対話ではない、圧力だ」と述べた。

   おいおい冗談じゃない。これ以上、北朝鮮を怒らせて日本を危険に晒すつもりかよ。安倍の発言は、大多数の日本国民の了承を得ていない「独りよがりの暴言」である。

   大方、選挙目当てに、国内のネトウヨにリップサービスしたのだろうが、トランプの尻馬に乗っているだけで何ら手を打てない安倍の虚勢は、北朝鮮にとっくに見抜かれている。安倍のいう圧力とはどんなことを指すのか。一人で三八式歩兵銃でも担いで平壌に殴り込もうっていうのか。北朝鮮には犬の遠吠えにしか聞こえまい。

   それに比べて、韓国の文在寅大統領のほうが余程大人である。北朝鮮の非道を批判しながらも、800万ドル(約8億9000万円)相当の人道支援を実施すると発表した。ムチばかりでは人は動かない。いつ暴発するかもしれない輩には、「北風政策」だけではなく「太陽政策」も必要なこというまでもない。

   金正恩はトランプの発言に呼応して、委員長声明という形で、「史上最高の超強硬対応措置を断行することについて慎重に考慮する」と発表した。この対象にはアメリカのポチ、日本も含まれる。

   さて、週刊現代が気の早い総選挙予測をやっている。小池のテカ・若狭勝と民進党を離れた細野豪志らがつくる「新党」は、100人程度候補者を立てたいというだけで、何も決まってはいない。維新の会からは橋下徹元大阪市長が出馬するという噂もあるが、それによっていくらか変動するかもしれない。

   そういうことは一切省いて、週刊現代は大胆に予想しているが、あくまでも現時点での大まかなものである。自民党本部が9月16日~18日にかけて情勢予測をしたといい、それによれば自民党は10~15議席減でとどまると出たそうだ。

   週刊現代はそんな甘いものではないという。結論をいうと、現有議席286から64議席減の222。単独過半数割れで、4議席減の公明党と併せて何とか過半数を維持できるかどうか。

   これには、前原民進党が持論を引っ込めて共産党と共闘を組むことが必要になってくるが、報道によれば、民進党、社民党、自由党、共産党の4党会談があり、たぶん、小沢一郎がリードして共闘話は進んでいくのだろう。時間がないため、安倍政権打倒だけに焦点を絞ればいい。余計なことを考えなくていいから、共闘にはよかったかもしれない。

   週刊現代によると、若狭新党は東京で9議席とるものの全国では苦戦する。当然ながら小池が代表就任とはいかないので、ポスターにも小池とのツーショットが使えず、東京以外の立候補予定者は悩んでいるようだ。だが、ウルトラCが新党にはあるかもしれないとしている。小池の背後にいる小泉純一郎が代表に就任すれば、<「がらっと状況は変わる」(新党幹部)>

   どちらにしても、30~40議席減らせば安倍の続投は難しいと私も思う。

小泉進次郎「年金収奪」父親譲り・・・13年前に仕込まれてたシナリオ

   このところ週刊ポストの小泉進次郎批判が手厳しい。例の年金を返上して幼児教育と保育の無償化にあてる「こども保険」をいい出したことに対してだが、今週は「拝啓 小泉進次郎殿」である。

   <「改めて、やはり親子だな、と思いました。「年金はこの先、100年安心だ」と断言した貴殿の父上、小泉純一郎・総理が年金法大改正を実行したのは2004年のことです。その時の約束はこういうものでした。
『年金保険料は2017年まで毎年上げ続ける。支給額はカットする。その代わり、100年安心の制度にする』
約束通りなら、私たち国民にとって、今年はようやく保険料アップの時代が終わり、額は減ったにせよ、安心して年金を受け取れる「元年」になるはずでした。
ところが、今度は息子の進次郎殿がいきなり、「年金を返上してもらおう」と言い出したのですから、心の底から驚きました>

   年金を自主的に返上する仕組みなどどこにあるのか。週刊ポストがそこで調べてみると、日本年金機構のホームページから、「老齢・障害・遺族給付支給停止申出書」という書類がダウンロードできることがわかる。これが年金返上届だという。

   <進次郎殿、驚きました。全くといっていいほど存在を知られていない。この年金返上制度の創設が決まったのは、04年の年金大改正の時でした(施行は07年)。父親が総理の時にひっそりと仕組みを作っておいて、10年以上経ってから息子が、"せっかく仕組みがあるのだから、活用しよう"と言い出したわけですねーー。
進次郎殿 働く高齢者には、収入が多くなると自動的に年金をカットされる「在職支給停止」の制度があります。いってみれば、今でも強制的に年金を"返上"させられているのです。毎年、125万人から総額約1兆円が召し上げられています。
70歳以上への「在職支給停止」の適用が決まったのは、お父上による04年の年金法大改正の時のことです。
親子して、どれだけ国民から年金を奪うつもりなのでしょうかーー。   敬具>

   やはり庶民の生活などに全く関心のないボンボン政治屋なのであろう。今のように世の中が悪くなったのは小泉純一郎時代からであり、それをもっと悪くしたのが安倍晋三である。

   このことだけはしっかり頭の中に叩きこんでおこうではないか!

稀勢の里このまま引退?稽古場でもすり足と四股だけ

   ところで、稀勢の里という横綱がいたことを覚えておいでだろうか。久しぶりの日本人横綱だと持て囃されたが、夏場所を途中休場したまま、年内、土俵に姿を現すことはないようだと、アサヒ芸能が報じている。

   稀勢の里の相撲は左腕でおっつけて差すから、痛めた左上腕周りのけがは致命傷だという。このままでは無敵の横綱といわれた貴乃花が足のけがで7場所休んで、以来優勝することなく引退したケースの二の舞になりかねない。<「回復のメドが立っていないほど症状が悪い」(相撲ジャーナリストの中澤潔)>という見方まである。

   現在は部屋の稽古場に姿を見せることもあるが、ぶつかり稽古はできずに、一人で黙々とすり足、四股を踏んでいるという。完治するまで半年でも1年でも休めばいいという向きもあるが、「横綱は勝つことに意義がある」(元小結の三杉里)のだ。

   白鵬に衰えが見え、他の横綱も引退の二文字が見えている今、稀勢の里に対する期待が大きいだけに、本人も苦しいだろう。

松山英樹と参謀キャディー確執・・・婚約・結婚も明かさぬ秘密主義ですきま風

   このところアサ芸が面白い。米ゴルフのクライマックス「フェデックスカッププレーオフ」が始まった。年間王者を狙う松山英樹に期待が集まるが、出だしはよくない。

   このところ調子の上がらない松山だが、その裏に、参謀といわれる進藤大輔(38)キャディとの深刻なトラブルがあるというのだ。2人は一緒に暮らしているそうだが、進藤もやはり日本に奥さんと子供を残しての単身赴任だ。日本に帰りたいという気持ちが進藤にあるようだが、それに加えて松山の秘密主義があるという。先日の婚約・結婚発表も、東北福祉大の恩師にだけしか報告していなかった。

   松山は契約しているメーカー以外のドライバーなどを使うことで知られる。他社のエンブレムを黒く塗りつぶし、その部分がテレビに映らないよう注意をして松山に渡すのだが、そうしたことも重荷になっているとスポーツライターが話している。

   ゴルファーとキャディとは一心同体。なかでもワトソンと彼のバックを担ぎ続けたキャディ、ブルースとの友情は有名だ。「天国のキャディ」(日本経済新聞社)によれば、2003年の全米オープン最終日、最終18番ホールでゴルフ史上に残る出来事があった。

   観客全員がブルースに拍手喝采したのである。30年間ワトソンの専属キャディを務めてきた彼が、治療不能の難病、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し、がりがりに痩せてバッグを担ぐのもやっとだった。この試合が彼の最後の大会になるのは誰の目にも明らかだった。

   松山がさらなる上を目指すなら、キャディを大事にするべきであろう。

週刊新潮らしいノンフィクション出色!出所した幼児性愛者「私はまたやってしまう」

   週刊文春に「好きな芸人 嫌いな芸人」というのがある。興味深いのは、「好きな」の順位は、明石家さんま、タモリ、ダウンタウンで、4位にビートたけしがいる。「嫌い」はダウンタウン、明石家さんま、とんねるず、たけしが6位、タモリは23位である。

   タモリというのは、好きな人のほうがかなり多いということのようだ。私と同年、昭和20年生まれで、吉永小百合も同じだ。私は、タモリの若いころの芸は好きだが、最近の知ったかぶりじいちゃんはあまり買わない。

   たけしが恋愛小説を書いたそうだ。話題作りがうまいというか、商売上手な芸人だ。

   阿川佐和子の連載対談。息子がレイプ疑惑で話題になった女優の高畑淳子を招いて「ガンガン聞いた」というから読んでみた。何のことはない、阿川が自分で「ガンガン聞いてます」といっているだけだ。聞くべきことは何も聞いていない。羊頭狗肉対談というべきであろう。

   幼児性愛者というのがいる。私はそうではない。ホモっけは少しあるかもしれないが。週刊新潮は04年に知人の10歳幼児を千葉から沖縄まで連れまわし、未成年者誘拐と恐喝で2年6か月の有罪判決を受けた植木義和(60)の生々しいインタビューを掲載している。この事件は、連れまわされた少女が、「家に帰りたくない」「沖縄に行こうと容疑者を誘った」と話していることが明るみに出て、大きくメディアに取り上げられた。

   植木はその間、少女に「美人局的行為」を行わせたり、「わいせつ行為を30数回した」(植木)といっているが、少女への人権も考慮してか、猥褻行為は法律上なんら罪に問われることはなかった。

   植木は出所後、老人保健センターの介護職員やゆうパックの集荷作業などを転々とした。だが、近くに小学校があると女児に関心が向いた。08年から、世田谷区の小学校で学童保育の職員をサポートする仕事に就くと、<「その学童で、私は既に2回『やって』いるんです。小学2年生の女子に、下駄箱で自分の下半身を露出したのが1回。それと、その子と、小学1年生の女の子ふたりを校庭の朝礼台の下に連れていって、自分の股間を触らせたのがもう1回。両方とも私の股間は屹立していました」

   その後、股間を露出した女の子と遭遇し、声をかけて家族が不在の家の玄関で、「女の子が私の股間にファブリーズをかけて......」。なぜファブリーズなのだろうか。

   それはさておき、植木は、家をゴミだらけにしてその中で暮らしているという。着ている物もしみだらけ。それはこうしていれば「女の子たちに懐かれることもない」と考えたからだという。このままではだめだと、警察に少女ポルノや動画を持ち込み、逮捕してほしい、受刑者に施されるという「性犯罪者処遇プログラム」を受けさせてほしいと訴えたが、警察は何もしなかったという。

   植木は「じゃないと、確実に私はやりますからね」と再犯予告を週刊新潮に漏らしている。実名、顔写真入りである。住まいは小田急小田原線の祖師ヶ谷大蔵駅の近くのようだ。

   久しぶりに呆然とする記事を読んだ。こうした嗜好の人間は再犯率が高いそうだ。植木は自分をさらけ出して警告している。こういう人間は自らを律することが出来ない。欲望のままに餌食を探して徘徊する。週刊新潮らしいいいノンフィクションを読ませてもらった。

瀬長亀次郎を知っているか!映画「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」の見応え

   きのう9月21日、遅くなったが、渋谷のユーロスペースで「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」を見た。アメリカ占領下の沖縄で、弾圧を恐れず米軍に「NO」と叫び、「不屈」の精神で立ちむかった男・瀬長亀次郎。その後、彼は那覇市長、国会議員、そして沖縄県知事になる。

   TBSでキャスターをしていた佐古忠彦がTBSで放映したものに追加取材して映画にし、これから全国上映していくという。瀬長の抵抗する生涯を追いながら、沖縄が置かれた理不尽な状況を過不足なく描いた好ドキュメンタリーである。

   こういうものを見たり読んだりするとき、目取真俊(芥川賞作家。沖縄で辺野古基地反対闘争に取り組んでいる)のこの言葉が浮かび胸を刺す。「ヤマトゥの偉い知識人としてではなく、一市民として体を張って座り込んで、機動隊に殴られて痛い目にあえば、観念論も吹っ飛びますよ」(「沖縄と国家」角川新書)

   沖縄の現状に怒りは覚えるが、何も行動に起こさないヤマトゥ(本土)のうつけ者。その言葉を繰り返しながら、その夜も、渋谷の居酒屋で一人、安酒をあおった。沖縄に対してオレが何をできるのか。そう呻きながら、いつものようにとぼとぼ帰路に就いた。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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