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EV車テスラをつくった男
ところで私は自動車というものに何の興味もない。一時期、スポーツタイプの車を乗り回していたことはあったが、それほど楽しいと思ったことはない。
だからテスラというEV車にも関心はない。イーロン・マスクという人物がつくったそうだが、見た目はなかなかカッコいい。
だが、チャージするのが面倒くさそうだし、第一、どこでチャージしたらいいのか、それを探すだけで大変そうではないか。
そう思っているのだが、週刊現代でジャーナリストの大西康之が、マスクの会社を取材し、連載を始めたので読んでみた。
シリコンバレーを走っていると、日本でベンツやBMWを見かけるのと同じ頻度でテスラを見かけるという。
しかも音は静かで、ポルシェ並みの加速力があるそうだ。それにテスラが運営するスーパーチャージャーステイション、たぶん電気を充電するところだろう、全米に1000か所あるという。
でも全米でこれだけでは、田舎町にはほとんどないのだろう。レストランやショッピングセンターでも専用充電器が置いてあるそうだが。
マスクは1971年に南アフリカの首都ブレトリアの裕福な白人の家に生まれた。
その後、いろいろなベンチャーを起業し、30歳そこそこで資産300億円を手に入れた。
彼は、人類の未来を明るくすることをしようと、テスラや宇宙開発、太陽光発電を行う会社をやっているそうだ。
英国のロードスターをベースに、航続距離400kmのEV車「ロードスター」をつくりあげた。
これにハリウッドのレオナルド・ディカプリオなどが目を付け、セレブ達が乗り回すようになった。
その時は1台1240万円だったが、今年7月満を持して発売した量産型のモデル3は約399万円。
トヨタのプリウスとそう変わらないし、近い将来、プリウスを駆逐するのではないかと見られているそうである。
私にはEV車がどれだけ普及していくのかわからない。だがこれだけはいえる。トヨタはGMやフォードの二の舞になる。テスラが駆逐しなくても、時代がトヨタを駆逐すると思うのだが、いかがだろう。