2024年 3月 19日 (火)

日馬富士、略式起訴され罰金刑か? 起訴回避に必死のアピール

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   鳥取県警は11日(2017年12月)、幕内・貴ノ岩(27)に暴行しケガを負わせた元横綱・日馬富士を傷害容疑で鳥取地検に書類送検した。

 

   県警では送検に当たり、貴ノ岩の被害状況から起訴を求める「厳重処分」の意見を付けたとみられている。これを受けて地検では、正式裁判を求める起訴とするか略式起訴とするか慎重に検討し判断するとみられる。

   ただ『スッキリ』によると、関係者の話として「略式起訴され年内にも罰金刑が言い渡される見通し」という。

 

   そこで番組では、起訴を回避し起訴猶予に持ち込みたい日馬富士側の動きを追った。

 

   送検を受けて日馬富士の代理人の弁護士が11日、報道機関向けに次のようなコメントを発表した。

    「これを機に、改めて貴ノ岩関と貴乃花親方とお会いして謝罪すると共に、慰謝の措置をどのように行うべきか、話し合いをさせていただきたく、お願いの申し入れを行うこととしております」

 

   番組のコメンテーターを務める菊池幸夫弁護士は、このコメントには起訴を回避したい意図が含まれると次のように指摘する。

 

   「このコメントをマスコミに発表したというのは、世論を日馬富士側に向かせようと、横綱を辞めたんだからもうこれ以上の処罰はいいじゃないかと、社会的な意見として『寛大な刑』をというような流れを作る意図があるのではないかと思う」

 

   さらに菊池弁護士は「罰金刑でも有罪判決ですから、何としてもそれは回避したいということでしょう」と言い、このコメントにはそれが現われている。同じような内容の文書を鳥取地検にも提出しているはずだという。

沈黙を守る貴乃花親方

 

   一方、渦中の貴ノ岩の居場所は依然不明で、師匠である貴乃花親方も沈黙を守ったまま孤高を保ち続けている。

   タレントのウエンツ瑛士が「このままだと相撲が好きな人でも見たくなくなる」と話している通り、貴乃花親方が貴ノ岩のケガは治りつつあるのか、日馬富士の暴行について他に主張したいことがあるのか、前に進めるためには発言しないと世間も呆れ始める。

文   モンブラン
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