2019年 2月 21日 (木)

被害選手の父親が警察に被害届 加害選手の会見で「監督の指示」が出れば...

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   アメフットの悪質タックル問題で昨日21日(2018年5月)、怪我をした被害選手の父親が警察に被害届を出した。会見で父親は、監督が真実を語らなかったためだと、日大を非難した。一方、監督の指示で反則をしたといわれる日大の加害選手は今日22日午後、弁護士同伴で会見する。

   昨夜大阪市内で会見したのは、奥野康俊さん。怪我をした関西学院大のクオーターバック(QB)の父親だ。「報道では、潰してこい、壊してこい、殺してこい、怪我をさせろとある。私の息子を。しかし監督の説明では真実を聞けなかった」

被害選手の父は「真相を究明して」と加害選手にエール

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   その内田正人・日大前監督は19日、関西学院大を訪れて、父親を含む関係者に謝罪・事情説明をしたが、問題の悪質タックルが監督の指示によるものかどうかは明らかにしなかった。

   その後、伊丹空港で記者団に「責任は私にあり、監督を辞任する」と話したが、ここでも「指示」したのかとの問いには答えなかった。しかも、一連の報道には、「憶測やSNSは心外」と述べ、依然として自分の責任はないかのように受け取れた。

   父親はこれに、「監督だから責任がある、としか受け取れなかった。しかも試合から15日も経って」と日大への不信感を言う。

   被害届は大阪で出されたが、受理されれば、試合が行われた東京・調布警察の管轄になるという。対象はタックルをした日大の選手になっており、内田前監督は含まれていない。

   しかし、「スッキリ」のコメンテーター菊地幸夫弁護士は、「傷害事件になるだろうが、罰金で終わる。ただ、監督の指示があったとなれば、傷害の教唆として、当の選手より重くなるかもしれない」という。

   「スッキリ」は、日大アメフット部の現役選手の証言をとっていた。「監督の指示はあった」「相手を潰すなら出してやると言っていた」「見てはいないが、彼は試合後泣いていたそうだ」という。指示はあったのだろう。もしないのなら、「指示していない」の一言で済む話だ。

   一方この日、日大の教職員組合が声明を出して、内田氏を批判した。「内田監督は監督を辞すると表明した。が、対応は遅きに失し、肝心の点に言及がなかったため、辞任だけでは済まされない状況を自ら作ってしまった」とする。

   さらに、内田氏が務める常務理事(理事長、学長に次ぐ地位)についても、「人事担当という要職で絶大な権力を行使する立場にあることから、外部への姿勢や体質、社会構造にまでが問題視されている」と、人事の一新を求めている。

   さらに、関東15大学のアメフット監督会も、共同宣言を出して、「アメフットが危険、野蛮なスポーツとみなされている」として、存続への危機感を表明した。

   また、今日加害選手が会見することについて、被害選手の父の奥野さんは、「個人としてやったのなら許せないが、何か違う力が働いていたのなら、真相を究明してほしい」と言った。

   加藤浩次「被害届にまでなった」

   ウェンツ瑛士「今度は、加害選手が会見する。芸能関係でもそうだが、会見は大変なことで、顔を出すのかも含めて、その結果が心配。大学が守っていない」

   今日の午後、加害選手が何を話すのか。注目だ。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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