2024年 5月 6日 (月)

タモリ&中園ミホ「密会」・・・直撃取材ない「週刊新潮」不思議なスクープ!どこかから圧力?

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安倍首相も石破茂も・・・「総裁選」出馬宣言してわかりやすくケンカしろよ!

   200人以上の死者を出した西日本豪雨が残した爪痕は、大きく深い。そこへ40度近くにもなる猛暑が重なり、被災者の人たちの疲労、心労はいかばかりであろう。

   週刊新潮によれば、マダニの大量発生や、土の中に生息しているレジオネラ菌やネズミの尿から排出されるレプトスピラ症などの感染症の広がりが心配されるという。ボランティアを装った「火事場泥棒」も横行し、被害が多発しているそうだ。

   気になるのは被害を受けた家屋の再建だが、公的支援が受けられたとしても、基礎支援金プラス加算支援金の最高額が300万円では、どうにもならないだろう。オールリスク型の火災保険に入っていれば、新築価格の30%以上の損害を被れば、テレビや家具まで補償されるそうだ。古い火災保険では特約で付けなくてはいけないため、契約内容をすぐに見直したほうがいいそうである。

   鉄道も大きな被害を受け、コアストーンという重さ数トンもある石が建物や道をふさいでいる。こうした復旧には時間と莫大なカネがかかる。政治家たちがどれだけ被災者たちに寄り添えるのかが気になるが、週刊文春を読んでいると、期待できない卑怯者ばかりのようだ。

   7月5日の夜、「赤坂自民亭」に参加して安倍首相と酒を飲んでいた岸田政調会長、小野寺防衛大臣、その会の写真を撮ってSNSでばらまいた西村官房副長官など、けしからぬ輩ばかりである。

   治水計画などの見直しの陣頭指揮をとらなければいけない公明党の石井国交相は、カジノ法案の審議に熱心で、14日に広島県を視察した際、被災者から「スコップ持ってきて一軒の家でも行ってみろ!どれだけしんどいか、臭いか、酷いか」と迫られたという。

   11日から外遊をして、日本から逃げ出そうとしていた安倍首相は、被災地視察の際、「股関節周囲炎」になり「半端ない痛み」だといいながら、視察を切り上げてしまった。

   このところ、地方議員を招いた昼食会を安倍首相が頻繁にやっているのは、総裁選の対抗馬となる石破茂氏に対する意識の表れだそうだ。なにかと自分を批判する石破氏を「許せない」と名指ししているそうだが、名指しされた石破氏は、「一国の総理なんだから、もっとやることがあるんじゃないの。時間とかテーマを決めて徹底的にディベートするとか。石破が強いところを潰して歩くとか、つまんないことをしてどうすんだよ」と意気軒高に見える。そう思うのなら、さっさと総裁選に立候補すると宣言したらいいのに。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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