2024年 4月 26日 (金)

アマスポーツ界なぜパワハラ横行?ボスが支配し幹部は保身・・・目立ったら潰される

人気店や企業から非公開の招待状をもらおう!レポハピ会員登録

ウミ出し切れるか・・・体質改善の受け皿つくれ

   さらに疑念を強めているのが塚原本部長の兼任である。日本代表選手の選考の責任者である塚原本部長は、一方で国内最有力の朝日生命体操クラブの監督も務めている。朝日生命クラブをめぐっては、かつて選手が全日本選手権大会をボイコットする騒動があり、以前から疑惑の目が向けられてきた。

   宮川紗江選手が「私を朝日生命体操クラブへ入れるためには速見佑斗コーチの存在が邪魔で、そういう力が働いたのではないかと思っています」と主張しているのも、そうした疑念からだった。協会は第三者委員会の調査結果を今月中にもまとめたいとしている。

   日本体操協会とよく似た女子レスリングのパワハラ問題で、日本レスリング協会は第三者委員会の「幹部による権力集中と組織の閉鎖性」という指摘を受けて、再発防止策を進めている。

   横浜DeNAベイスターズの元球団社長の池田純(スポーツ庁参与)は、「この機にスポーツ界全体で膿を出し切るべきです。オリンピックが終わったから終わりじゃなくて、オリンピック後にどうやって受け皿を作り、日本に根付いていけるか、絵を描けるかが大切です」と指摘している。

   *NHKクローズアップ現代+(2018年9月5日放送「なぜ相次ぐ?スポーツ界のパワハラ」

文   モンブラン
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中