2019年 6月 20日 (木)

テンポのいいクドカンドラマ。志ん生役のたけしは発声が聞き取りにくいが、嘉納治五郎役の役所広司が貫禄
<いだてん~東京オリムピック噺~第1回>(NHK総合)

印刷
独自成分T21配合!日清食品のアレルライトハイパー。今だけ...

   ひと口に言えば第1回の感想は「クドカン調のテンポの良さ」が印象に残った。主人公の金栗四三に扮する中村勘九郎は最後の方でちょっと駆け抜けるだけだし、もう一人の主人公、田畑政治(阿部サダヲ)もまだまだである。そんなスタートに重しを与えたのは嘉納治五郎(役所広司)である。嘉納治五郎というと筆者は講道館の創始者と記憶しているが、ここではオリンピックの招致に尽力した大日本体育協会のボスとして登場する。役所は貫禄がある。

   始まりは高座の古今亭志ん生(ビートたけし)がこの「オリンピック招致噺」を語るシーン。筆者がいつも不満に思うのは、「大スター・北野武」に遠慮してか、彼の語りは発声が不明瞭で聞き取りにくいのに、誰もが遠慮して言わないらしいこと。ここでもご多分に漏れず聞きにくいが、志ん生を最も尊敬しているという「たけし」だけに思い入れたっぷりである。座っているだけでよろしい。

   勘九郎は先代が大大人気者だったので、大河ドラマの主人公に抜擢だが、イケメンでもないし背も高くはないし、どちらかといえば弟の七之助の方が歌舞伎役者らしいが、マラソンを頑張る金栗四三の役としては男臭くていいのではなかろうか。幼少時、体が弱かった四三は、親が43歳のときに生まれたから四三とつけられたという。大昔は「40の恥かきっ子」と呼ばれた存在だった。マラソン選手になったのだから、クドカン大張り切りでドラマに描くだろうテ。(放送2019年1月6日20時~)

 

(黄蘭)

採点:1.5

注目情報

PR
J-CAST会社ウォッチ会員向けセミナー
しごとの学校
  • 「無期転換ルール」、新たな「働き方」は軌道に乗っていますか?

  • 追悼
    J-CASTニュースをフォローして
    最新情報をチェック
    電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中