2019年 11月 18日 (月)

瞳が内側に寄って戻らない... 「急性内斜視」の10代が急増、原因は「スマホの使いすぎ」

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   博多大吉キャスターが「いま、子供のスマートフォンの使いすぎと、ある目の病気との関係が注目されています」と切り出した。

   その病気とは「急性内斜視」。短期間のうちに瞳が内側に寄って戻らなくなってしまうものだ。

   原因の一つとして考えられているのがスマホだ。国立成育医療研究センターの論文では、6~17歳の斜視の患者を対象にした調査から、スマホの過剰使用で斜視の発症や悪化を招く可能性があると指摘されている。

30分スマホを見たら5分間は遠くを見るように

   静岡・浜松市の浜松医科大学医学部附属病院では、10代の急性内斜視の患者が3年前と比べて3倍に増えているという。

   この病院に通う高校1年生の純一さん(仮名・16)は、2018年の夏、急性内斜視と診断された。左目の瞳が内側に寄り、少し離れたものが二重に見えてしまう。

   純一さんは中学1年生の時からスマホを持ち始めた。最も長時間使っていた頃は、朝7時半に起きたらすぐにスマホ、帰宅後も食事と入浴の時間以外はほとんどスマホと、25時に寝るまで6時間以上スマホを使っていた。

   スマホを持って1年、離れたものが二重に見えるようになったが、ただ目が悪くなっただけだと思っていた。しかし高1の時に友人から「お前左目が内側に寄ってない?」と言われたことがきっかけで急性内斜視と発覚。今は2か月に1度通院し、スマホの使用時間を減らすよう指導を受けている。

   日本弱視斜視学会の佐藤美保理事長は、スマホならではの特性が急性内斜視を引き起こすおそれがあると指摘する。

   「スマホは文字も画面も小さいので、非常に顔を近付けて見ることが多い。小さい画面を長時間見るので、その間ほとんど目が動かない。ずっと近くのものに固定した状態で見るので、瞳も固定されてしまいます」

   30分スマホを見たら5分間は目を離し、休憩中は遠くを見るようにするのが予防策となる。

   遠くのものが二重に見えると子供が訴えたら、または片方の目でものを見ていると親など周囲の人が気付いたら、急性内斜視の可能性がある。日本弱視斜視学会や日本小児眼科学会のホームページで、斜視に詳しい全国の病院が紹介されているので、気になる症状がある人はチェックを。

文   ピコ花子
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