2020年 12月 1日 (火)

千葉・木更津市の名家に何があった? 後継者に指名した娘婿に殺されたエリート市議

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   千葉県木更津市の市議石川哲久さん(71)が自宅マンションで殺害された事件で、哲久さんの義理の息子、石川祥一容疑者(44)が逮捕・送検された。祥一容疑者は9日(2019年3月)、哲久さんの胸などを刃物で刺して殺害した疑いがある。

   遺体発見の午後9時から4時間半後の深夜、祥一容疑者は木更津市内から東京・新宿駅近くまでタクシーを使い移動。約1時間、逮捕直前の容疑者を乗せていたタクシー運転手が当時の様子を明かした。

   運転手は「しゃべり方も丁寧だし、すごくいい人を乗せたと思っていた」「冷静だった」と話す。ただ、唐突に「冷静を保つ秘訣を教えてください」などと言われ、違和感も持ったという。

   降ろした後、無線で殺人の容疑者だったと知った運転手。受け取った1万円札を見ると、縁にべったりと血痕が付いていた。

エリート一家に婿入り、「全部狂わされた」と恨み言

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   石川家は、代々木更津市長などを出した名家で、地元では「政治家一家」として信頼も厚かった。哲久さん自身も東京大学工学部を卒業後、建設省(現・国土交通省)に勤めた経歴を持つエリートだ。

   当初、哲久さんは娘の夫である祥一容疑者を「後継者」として支援者などに紹介。祥一容疑者には、政治家になる準備として複数の国会議員事務所で勉強させていた。

   ところが、2018年に事態は急変する。祥一容疑者が家族に家庭内暴力を働いていたというのだ。哲久さんは「家族の命が危ない。警察にも相談していて、夜道は歩かないようにしている」と友人に相談していたそうだ。

   跡継ぎ候補から一転、家族も失いそうになった容疑者。「石川の家に入り、政治家を目指して全部狂わされた」と自らの運命を呪っていたという。

   古坂大魔王(芸人・プロデューサー)「後継者の話がなくなったのでしょうね。44歳が71歳から地盤を譲らないと言われたから、殺した。力が抜ける、悲しい話です」

   司会の小倉智昭「木更津市議会の規模でも、後継者って育てるものなのでしょうかねえ...」

   中江有里(女優・作家)「離婚協議中で、容疑者は岡山の実家にいたという情報があります。わざわざ石川さんのもとに来たというところに非常に強い思いを感じます」

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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