2020年 10月 24日 (土)

「新潟・山形地震」液状化なぜ多発?これまでも空港水没やビル倒壊、水道・ガス管断裂

毎日酷使する現代人の目にビルベリー由来アントシアニン!

   18日夜(2019年6月)に山形・新潟地方を襲ったマグニチュード6.7の地震の調査に入った専門家がまず注目したのは、広範囲にわたる液状化現象だった。山形・鶴岡駅前の駐車場では、砂地に水が噴き出た穴と水たまりが10か所ほどあった。小型車のタイヤが半分沈んで立ち往生していた。

   新潟大の保坂吉則助教は「思ったより広範囲です。避難するときにも、液状化は避けなければいけない。あらかじめ知っておく必要があります」と指摘する。海や川を埋め立てたところなどで起こるが、一度起こると弱くなるという。

   山形や新潟では、過去の地震でも液状化は広く起こっている。1964年の新潟地震では新潟空港で水があふれ、鉄筋のビルも倒壊した。83年の日本海中部地震では水道やガス管がやられた。

   鶴岡市は11年前にハザードマップを作って、ホームページで公開しているが、住民は「見たことないです。地震や災害は少ないので」という。

倒壊少なかったが瓦ズレ落ちた木造家屋

   揺れをめぐっては、新たな事実もわかった。新潟・村上市では、震度6強を記録した地震計の周囲200メートル以内では、古い木造家屋が多いにもかかわらず、倒壊はなかったが瓦が落ちた。「短周期」という細かい振動が、屋根瓦をふるい落としたと見られている。これがより周期の長い「長周期」だと、耐震性の低い建物が倒壊する。

   今回の地震は、いわゆる日本海東縁ひずみ集中帯という活断層の上で起こった。新潟地震、日本海中部地震、北海道南西沖地震(1993年)、新潟中越沖地震(2007年)もそうだ。太平洋側の地震と違って、震源が浅く、岸に近いために津波の到来が早い。93年の奥尻島の津波は地震から5分だった。

   東京大地震研究所の平田直教授は、「かつて大陸の一部だった日本列島が動いてきて、その古傷のようなものが海底の活断層で、これまでも地震が起きたし、これからも起こります」という。

文   ヤンヤン
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