2020年 12月 1日 (火)

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内調トップが言い放つ「この国の民主主義は形だけでいいんだ」――映画「新聞記者」の見どころ

   週刊文春には、妻の首を絞めて殺し、両足を切断した夫の話が出ている。川崎市宮前区の会社員・平聖也容疑者(26)で、殺されたのは妻の楓吹(ふぶき・26)さん。岩手県出身で、青森の国立八戸工業高等専門学校に進学。活発で、国際交流でアメリカやシンガポールも訪れ、英語は達者だったという。

   平は彼が14歳の時、両親が離婚している。2人は長岡技術大で知り合い、平は就職せずに婿入りする形で楓吹さんと結婚する。妻は理系のキャリアウーマンとして活躍するが、平はバイトをすることもなかったという。今年2月から、川崎市内の薬局で働き始めるが、給料ははるかに妻の方が上である。そうしたコンプレックスがいくつもつもり重なり、2人の間に秋風が吹き始めたのだろうか。殺し方や両脚を切断する冷酷さに、カネの縺れだけではない、もっと深く暗いものを感じる。

   先週、映画「主戦場」を、今週の火曜日の朝は「新聞記者」を観た。ともに満員だった。「主戦場」についてはいまさらいうことはないが、櫻井よしこの容色が衰えたのだけが心にいつまでも残った。

   「新聞記者」は東京新聞の望月衣塑子記者の書いた同名の本が原案である。日本人の父と韓国人の母を持つ東都新聞女性記者・吉岡が、官邸が密かに新設しようとしている大学建設の暗部を暴くという、ポリティカル・サスペンス。文書改ざん問題、加計学園問題、役人の自殺など、最近起きた安倍首相がらみの事件を彷彿とさせるシーンが随所に出てくる。吉岡と協力して、官邸の闇を暴こうとする官僚が所属するのが「内閣情報調査室」というのもリアリティがある。

   こうした権力の不正を暴いていく映画は、山本薩夫監督の「金環食」(1975)を挙げるまでもなく、昔はいくらでもあった。アメリカには、政治もの、大統領ものというジャンルが確立していて、最近でも、ブッシュ政権下で副大統領を務めたチェイニーを主人公にした「バイス」が話題になった。だが、日本では久しく作られることはなかった。そういうこともあるのだろう。中高年を中心にヒットしている。最後に、内調のトップがいい放つ、この言葉がいい。「この国の民主主義は形だけでいいんだ」

   映画の作りは褒められたものではないが、この言葉だけで、この映画を観る価値がある。

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