2019年 7月 19日 (金)

クレーマー男は警察官だった!「なんなら立入検査しようか?」権限をカサにリサイクル店を恫喝

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   「割れた物をいきなり持って帰れというのは、常識の話として違うんじゃないの?」と店員にくってかかるクレーマーの男。先月11日(2019年6月)、香川県丸亀市のリサイクル店の出来事だが、男が香川県丸亀署の現職警察官だったというから驚きだ。

   男はぬいぐるみや大量の食器を持ち込んだが、ダンボール箱の一番下に包装もなく入っていた一枚の皿が割れており、店側がその皿の買取りを拒否したことからトラブルが起きた。

所轄署がウヤムヤにしようとしたので県警本部に告発

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   男は店員が皿を割ったと激高。そして「わし丸亀署の生活安全課の担当者や。古物の責任者。なんなら正規に今度立ち入りしようか。古物営業法に関してあんたの知らないようなことをいっぱい知っとる」と自ら警察官であることを明かし、立入検査をチラつかせて店側を脅した。結局、店は割れた皿も含め、1キロ10円で食器を買い取った。

   隣にいた女性店員は号泣。接客に恐怖を感じるようになり先月末で退職

   男は威圧されて号泣した女性店員は、先月いっぱいで仕事を辞めた。男は結局店に1時間居座り、謝罪もなく帰った。

   あまりの出来事にリサイクル店はすぐに110番通報。しかし、駆け付けた警察官は「事件性が薄い」とうやむやにするような態度。男は数日後に上司とともに謝罪に来たが、「自分はあまり悪くない」という態度で言い訳ばかり。上司も「よくあること。大したトラブルではない」と主張した。

   丸亀署の対応に不信感を抱いたリサイクル店は香川県警本部に告発。県警では威力業務妨害と不退去の疑いで捜査を行っている。一方、丸亀署の副署長は「署員が告発され残念であり、今後このようなことがないよう指導を徹底したい」とコメントしている。

   司会の羽鳥慎一「どちらが皿を割ったかという問題ではない」

   青木理(ジャーナリスト)「少年犯罪、薬物、風俗営業、古物、廃棄物などを担当する警察の生活安全部門は、最近肥大化している。許認可や立ち入りの権限を持っているため、職務に関する不正が起きやすい。権限をチラつかせて恫喝をするというのは悪質、犯罪行為に近い」

   菅野朋子(弁護士)「1時間も居座ったということだから、完全に威力業務妨害罪に当たる」

   玉川徹(テレビ朝日解説委員)「力で威圧するのは暴力団と変わらない。今回の取材ではメディアの基準で(まだ容疑者ではないため)警察官の顔を出せない。(容疑者になるかどうかは)警察が判断する。このままもみ消されたら彼は社会的制裁を受けない。私はこれからの展開によっては顔を出してもよいと思う」

   文・みっちゃん

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