2024年 4月 25日 (木)

『池江璃花子』なべおさみのインチキがん療法なんかに騙されるな!口はうまいし優しいオジサン風だが、その本性は・・・

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   週刊新潮の目次を見て、一瞬、目を疑った。白血病で闘病中の池江璃花子(19)と、評判極めて芳しくない芸人・なべおさみ(80)が"親しく"付き合っているというのだ。読み進めると、親しいといっても、男女の仲ではないようなので安心した。なぜお前は、そんなバカな心配をするのかといわれるかもしれないが、彼には"前科"があるのだ。

   詳しくは書けないが、なべは私が知る某芸人の若い奥さんを誘い出し、関係を結んだことがあったと聞いている。それを知った芸人は、奥さんを詰り、なべに詰め寄った。なべは事実を認め、謝罪したが、奥さんは精神的にやや不安定になってしまったそうである。

   そんな奴がなぜ池江と? 週刊新潮によれば、なべは<「以前から『施術』と称して、がん患者などに『気』を送り命を助けてきたと周囲に話していた。それが芸能界を中心に口コミで広まり、池江選手も多額の費用を払って相談にのって貰っているそうです」(池江を知る関係者)>

   池江の母親が知人を介して面識を持ったそうである。近隣住民にも「私は会って話をすれば、その人の体調や性格が分かる才能を持っている」といっているそうだが、私のような編集者だって、会って話せば相手の体調や性格はそれなりに分かる。

   なべによると、胃の摘出手術をした王貞治が相談に来て、手を握ってあげたら、余命の終わりが近付いていると分かったので、救ってあげたと自分の本に書いているそうである。

   よくある話だが、こうした怪しげな民間療法に頼ってしまったために、助かる命を失ってしまったケースがある。池江の場合は抗がん剤治療が順調で、8月にはディズニーランドに行くこともできたと、自らSNSにその時の写真を投稿しているぐらいだから、なべの気やパワーなど必要ないはずだ。写真を見る限り、池江は元気そうだ。

   吉本興業入りをしたと明かしたなべは、口はうまいし、一見、優しいオジサン風だが、今は知らないが、かつてはヤクザとの付き合いも深かった人間である。池江も深入りしないほうがいい。

『小泉進次郎』安倍首相には教えないのに女子アナとはホイホイ交換する携帯番号

   小泉進次郎が追い詰められている。デキ婚発表後の8月22日(2019年)、2人は軽井沢の教会で挙式した。親族だけだったが、母親は列席しなかった(週刊文春によれば、この軽井沢プリンスホテルは女性起業家と彼が逢瀬に利用していたという)。

   滝クリの男関係が週刊誌で書かれることは想定内だっただろうが、想定外なのは進次郎の女関係、それも無類の女子アナ好きが次々と暴露されたことである。女子アナと会うやり方はいつも同じで、親しい青年実業家などと食事をした後、青山のマンションに女子アナを呼ぶというパターンだったそうだ。

   民放の報道番組を担当する20代の女子アナは、飲み会で会った進次郎と連絡先を交換し、その後、進次郎からショートメールで「そろそろ飲もう」「二次会で合流しない」といって来たそうだ。進次郎は秘密主義を徹底していて、記者はおろか、同僚議員にも携帯番号を教えないそうだ。

   安倍首相が入閣を打診しようとして連絡先が分からず、首相周辺が携帯番号を聞こうとすると、進次郎が「事務所を通してください」と返事をしたため、安倍が激怒したことがあったといわれるが、女子アナにはホイホイ教えているようだ。

   フリーアナの伊藤綾子にもアプローチをしたことがあったが、彼女にはフラれたそうだ。NHKの看板アナで年上のBは、進次郎のアプローチを受けて週に何度も会う親密な関係になったが、<「いくら逢瀬を重ねても小泉氏が一向に自分を"彼女"にしてくれないことに悩んでいた」(NHK関係者)>。その後、別の男と結婚したそうだ。

   末は大臣を目指して懸命に勉強していたのかと思ったら、数々の女子アナたちと会っていたというのである。そうなると、自慢の演説を磨く時間も惜しくなったのだろうか、今年の7月の参議院選では、博報堂出身のコンサルタントをつけて助言を求めるようになったという。

   さらに、内容を消化しないまま発言することも多くなってきた。農林部会長になった進次郎だが、農協改革の目玉だった全農(全国農業協同組合連合会)の株式会社への転換では、団体側から猛反発を受けて頓挫してしまった。この挫折後も、彼は実績を残せず、国会改革でも、実現したのは「国会での配布資料のペーパーレス化」だけだった。売りだった安倍批判も影を潜めてしまったのでは、進次郎もただの若手議員の一人にすぎない。

   週刊新潮は、滝クリ家が謎のベールに包まれていると、思わせぶりなタイトルを付けている。母方の祖父は神戸市議、曾祖母は婦人運動の草分けと報じたメディアが多くあったが、それは誤報であるという。なんのことはない、出典はWikipediaで、それが間違っていたのだ。今のメディアの連中は、裏も取らずにコピペするから、こういうことがしょっちゅう起きる。

   滝クリの母方のおばによると、義父、おばの夫も武田薬品に勤めていたという。滝クリが武田のアリナミンEXのCMに起用されたときは大喜びしたそうだ。滝クリの母親は京都の大学に進学してからパリのソルボンヌ大学に留学して、そこでフランス人の男性と出会い結婚する。3年後に帰国して神戸に移り住んで、父親はウンガロジャパンの元社長だそうだ。ベールを取っ払えば、裕福ではあっただろうが、さして謎のある家庭ではない。

   将来、この2人に何かあるとすれば、進次郎が首相になれなかった時であろう。滝クリから捨てられないためにも、政治家として実績をつくれるかにかかっているようだ。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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