2024年 4月 27日 (土)

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佐々木朗希はプロで通用する?練習ですぐマメ潰れて投げられないひ弱さ心配

   週刊ポストから2本。嫌韓記事が大批判を受けたからか、執拗に嫌韓について、毎号のように特集を組んでいる。今週号は嫌韓と在日について。現在、朝鮮半島にルーツを持つ在日韓国人の数は45万人、朝鮮籍で3万人だという。それも、若い世代になると、日本人と結婚するケースが少なくない。その間に生まれた子どもは、日本国籍を選択するケースが多い。2016年時点で帰化する道を選んだ人も36万人いるそうだ。

   今回の日韓の険悪ムードは在日には厳しいそうである。コリアNGOセンターの金朋央東京事務局長はこう話す。<「在日として政治的な立場を明らかにしたり、民族的な文化・教育活動に携わっている一部の人は別にして、大部分の在日に関しては、どういうふうにいまの嫌韓ムードを受け止めているのか、同じ在日でさえ、難しいのです。

   ルーツを明かして生きるのはエネルギーが要るし、韓国との距離感は人によって随分変わりましたから」>

   日本に育った在日の人たちは、日本と韓国の社会を注意深く見てきて、それぞれ生きる道を慎重に選んできた。在日コリアンには右から左までさまざまあるのに、その多様性を無視して、ひとくくりにしてほしくないという声は、われわれ日本人が、もっと耳を傾けなくてはいけないだろう。

   次は佐々木朗希について。ノンフィクション・ライターの柳川悠二が、U-18野球W杯で、佐々木の練習中に投げた163キロに迫る投球を見た時の衝撃を語っている。だが、佐々木はこの後、右手中指のマメが潰れたため、投げずに退いてしまったのだ。

   ひ弱すぎると思うのは、私だけではないだろう。これでロッテへ行って、大丈夫なのだろうか。しかし、松坂大輔を育てた横浜高校・野球部長の小倉清一郎は、「佐々木ほどのスケールの大きな投手はこれまで見たことがない。身体はまだまだで、足腰も鍛えられていないが、フォームをいじる必要性を感じない」とべた褒めなのだ。

   血マメができるのも、指先に力が伝わっている証拠だとし、プロに行けば豊富な治療法があるから心配ないという。あとは、ロッテが先行投資と思って、辛抱強く育てられるかどうかにかかっているようだ。プロの世界は気長に待ってはくれない。まして、ロッテのように優勝したくて仕方ないチームは、我慢が利くだろうか。心配だが、プロ仕様になった佐々木を見てみたいものだ。

   週刊文春で、昨年(2018年)まで宝塚花組男役「亜蓮冬馬」として活躍していたあんりが、ユーチューブで、宝塚歌劇団での日々について「一年目は囚人生活」「地獄の日々」と過激な発言を連発していると報じている。本人は批判があることを「あまり気にしてません」と話しているが、もっと宝塚の内幕を暴露してほしいものだ。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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