2021年 9月 28日 (火)

双子のベビーカーを名古屋市営バスが乗車拒否 交通局HPには「ベビーカーに子どもを乗せたまま乗車できます!」

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   ベビーカーに双子を乗せた母親が、名古屋市営バスへの乗車を拒否されたとSNSに投稿し、問題になっている。スッキリは、投稿した名古屋市の女性(34)を取材した。

   10月21日(2019年)、女性は区役所に行くため、1歳2か月の双子をベビーカーに乗せ市営バスの停留所に並んだ。混雑したバスを3本見送り、4本目のバスでようやく乗ることができると判断した女性は、運転手に「双子のベビーカーなんですけどいいですか?」と尋ねた。すると運転手は「車内が混んでいるので、自分で中に運べるなら」と答えた。女性は2人の乳児が乗るベビーカーを畳んで運び入れるのは難しいと伝え、車いす用のスロープを出してもらえるように頼んだが、運転手は無言だった。

運転手「車内が混んでいるので、自分で中に運べるなら」

   「回答せず、表情も変えずという感じだったので、空気読んで諦めた方がいいのかなと思いました。どうしても、子どもも拒絶されたみたいな気持ちになってしまう。ショックです」と女性は話す。女性は徒歩で約40分かけ、区役所に向かった。

   1週間ほどして、再びバスを利用する用事があり、事前に市営バスの担当者に問い合わせると「双子のベビーカーは乗車できない」と言われた。しかし、名古屋市交通局のHPには「ベビーカーに子どもを乗せたまま乗車できる」と記載されている。2013年からは2人乗りのベビーカーも乗車できるはずだ。

   「運転手を責めたいわけでも、名古屋市を責めたいわけでもない。もう少し、みんな子どもに対して優しい気持ちでいてくれたらありがたい」と女性は話す。

   「多胎育児のサポートを考える会」の市倉加寿代代表は「氷山の一角のエピソードです。勇気をもってツイートしたと思います」と話す。市倉さんによると、双子ママを対象にしたアンケートでは「外出に困難を感じている」という人が約90%。中でも、バスなどで乗車拒否されるという声が多いという。

「家にいるのが辛くて外に出るのに...」双子ママが涙

   1歳1か月の双子を持つ都内在住の31歳母親は「家にいるのがつらくて外に出ているのに、さらにつらい目にあって泣きながら帰ることもあります」と多胎育児の大変さについて語る。バスなどではベビーカーを見た瞬間に「乗れないよ」と冷たくあしらわれることもあるという。

   「ベビーカーを畳めるなら」と言われることもあるが、1歳1か月の双子は1人約8キロ。2人を抱っこひもで抱え、リュックサックを背負い、10キロ以上あるベビーカーを持ち上げて乗るのは大変で、1人では実現性は低い。

   「家で1人で育児しているとイライラしてしまうので、頑張って外出しようとしているのに断られるのはつらい。このまま(双子をベビーカーに乗せたまま)乗れるようにしてほしい」と涙を流した。

   杉山愛(元プロテニスプレーヤー)「(子どもが)1人でも、子ども抱えて、バギー畳んで、荷物を持ってバスやタクシーに乗るというのは大変でした。2人なんて想像を絶する大変さだと思う。それがあんなに冷たい言葉でご苦労されて...。ちょっと手を差し伸べたり、声をかけたりするだけでママたちは救われると思う」

   司会の加藤浩次「中にいる乗客の人がベビーカー運ぶのを手伝えばいいんじゃない」

   橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「そうそうそう。ちょっと手を貸せば難しい話じゃないと思いますよ」

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