2019年 12月 16日 (月)

捜査員も途方に暮れたSNS連れ出し監禁の少女たち・・・保護された後も「家に帰りたくない」

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   大阪市住吉区に住む小学6年生の少女・赤坂彩葉(いろは・12歳)を監禁していた伊藤仁士(ひとし・35歳)の祖父は、安倍首相の父親・晋太郎の元秘書&金庫番だった。そう週刊新潮が報じている。

   大阪市住吉区に住む小学6年生の少女・赤坂彩葉(いろは・12歳)を監禁していた伊藤仁士(ひとし・35歳)の祖父は、安倍首相の父親・晋太郎の元秘書&金庫番だった。そう週刊新潮が報じている。

   彩葉はSNSで知り合った伊藤に、一緒にいる15歳の女子中学生(茨城県)の「喋り相手」になってくれと誘われ、迎えに来た伊藤と在来線を乗り継いで、栃木県の無人駅・小田林駅近くの伊藤の自宅に行ったそうだ。見ず知らずの男と430キロも離れた栃木までのこのこ行く彼女の神経が理解できないが、案の定、家に着いたらスマホのSIMカードを抜かれ、靴も取り上げられてしまった。銃弾の様なものまで見せられ、恐くなって逃げるに逃げられなかったという。

   だが、伊藤と女子中学生が寝ているスキをついて、そこを飛び出し、小山市内の交番に駆け込み、自分が行方不明になっている彩葉だと名乗った。県警は、女子中学生とクルマで"逃走"した伊藤を追尾して、未成年者誘拐容疑で伊藤を緊急逮捕したのである。伊藤は取り調べに、「ツイッターで助けを求めていた子を助けてあげた。正しいことをした」と、誘拐容疑を否定しているという。

   週刊新潮で、伊藤の叔父にあたる人間が、伊藤の父親は外科医だったが、30年ほど前に自動車の事故で亡くなった、子どもたちに強くなってほしいと剣道を始めさせたと話している。

   冒頭の、伊藤の祖父は伊藤五十男というそうだ。「安倍家は親族が少ない分、秘書がしっかり支えていました。(中略)最も集金力のあった晋和会の秘書代表が伊藤だった。(中略)もともと山口の農協トップの秘書を務めていて、頭角を現して晋太郎さんの秘書に収まったんです」と、安倍家と親交のある元山口新聞東京支局長の濱岡博司が語っている。

   だが、父親は外科医ではなく、医師の国家試験になかなか受からずに自殺したと話している。真偽はわからないが、父親の死が、剣道少年で勉強もできた伊藤仁士の人生を暗転させたようである。有名高校の試験を落ちたことがそれに拍車をかけ、ドロップアウトしていった。母親と2人暮らしだったが、彼の祖母が介護を必要としたため、母親が祖母の家に住み、伊藤は一人暮らしだった。

   15歳の女子中学生が行方不明になってから、茨城県警の捜査員が彼女のメモから伊藤を割り出し、自宅へ行って伊藤と話し、家宅捜索もしたが、発見できなかった。彼女は床下に隠れていたそうだ。ある捜査員がこう話している。<「せっかく自分の居場所を見つけたのに自宅には絶対戻りたくないという一心で、"本気で結婚したいと思っているんです"と話していました」>

   週刊新潮によれば、彩葉のほうも、保護された後も「家には帰りたくない」といって捜査員を困らせたという。週刊新潮は、<SNSにしか居場所を求められなかった子供は知らない人にも付いて行く>と結んでいる。伊藤容疑者よりも、2人の少女の行動の方が、私を含めた世の大人たちには不可解である。

次から次にボロが出る安倍首相主催「桜を見る会」今度は使途不明の98万円領収書

   時季外れの汚れた桜が永田町を覆っている。まず週刊文春から見てみよう。安倍首相を追い詰めているのは、「桜を見る会」ではなく、その前夜祭の5000円問題である。あまりにも安すぎる、差額を安倍事務所が補てんしていれば、公職選挙法が禁じる寄付行為に当たるなど、野党はここぞとばかりに攻め立てているが、安倍は「価格はホテル側が設定した」「明細はこちらにない」などと、きちんと説明せずに逃げるばかりだ。

   週刊文春は1枚の領収書を入手したという。金額は890,710円。「2015/04/17~2015/04/18 旅費として」とある。自民党山口県第四選挙区支部の収支報告書に添付された領収書で、第四支部が89万円を山口県下関市の「サンデン旅行」に支出したものだという。

   日付は、15年の「桜を見る会」の前夜祭が行われた日である。その日のツアー参加者が、当日は地元の事務所の人間や下関市長の姿まであったと証言している。とすると、これは、ツアー参加者のおもてなしのために、地元スタッフたちが上京した時の旅費である可能性が極めて高い。第四支部の代表は「安倍晋三」だから、安倍がスタッフのための旅費を出したことになるのではないかと、週刊文春は追及する。

   「サンデン旅行」の役員も「事務所の方の飛行機代」といっている。したがって、安倍首相主体の政治活動になり、政党支部には税金が原資の政党交付金が支給されているから、<「その使途について、支部の代表たる安倍首相は説明する義務があります」(上脇博之神戸学院大学教授)>

   週刊新潮は、ニューオータニが今回の疑惑解明に全く協力しないのは、ある謎の団体「慧光塾」との密接な関係があるからと報じている(FLASHも同様の特集をやっている)。ここは経営コンサルティングの看板を掲げているが、<その実態は奇怪な「お告げ」や『悪霊祓い』を行う団体>(週刊新潮)で、代表の光永仁義に、オータニの大谷和彦社長や、彼の従弟の大谷卓男が心酔しているという。

   やはり光永に心酔していた安倍が、光永を通して大谷たちと知り合ったそうだ。光永代表は"治療"も行い、安倍の父親の晋太郎ががんで亡くなる前も、安倍家に赴いて「手かざし」をしていたという。安倍が官房副長官になった頃、持病とは別の、命にかかわる大病だと医師から宣告されたが、「光永さんが治してくれた」と周囲に語っているそうである。

   安倍の窮地を、古い友人のオータニ社長たちが沈黙を守ることで、救おうとしているという図式になるようだ。このわかりやすい安倍の疑惑は、確実に彼の支持率を下落させている。読売新聞、共同通信、日本経済新聞などの調査でも軒並み落としていて、「次の首相にふさわしい人」という質問では3社とも、2位の常連だった小泉進次郎を抜いて、安倍の天敵である石破茂がトップに立った。

間もなく「納采の儀」延期期限の2年・・・進展まったくないようで、気をもむばかりの父親・秋篠宮

   昨年(2019年)のお誕生日会見で、秋篠宮は、長女・眞子さんと小室圭との結婚問題について、「多くの人が納得し喜んでくれる状況にならなければ、いわゆる婚約にあたる納采の儀は行えない」と、はっきりと口にした。今年の会見では、この問題についてどう述べられるのか。当然、宮内庁担当記者たちの関心はそこに集まった。

   週刊新潮によると、今年は11月20日の午前中に、改修工事が始まっている秋篠宮邸で行われたという。昨年は紀子さんと一緒だったが、御代替わりで皇太子に準じる立場になったため、前例を踏まえて、今年は1人で会見に臨まれた。雰囲気はだいぶ昨年と違ったようだ。即位の礼と大嘗祭に臨まれた感想について、「即位礼正殿の儀に出席して、前回(平成時)と一つ違うことがあった」と切り出したそうだ。「前回は、隣に現在の陛下がおられた。私は所作がわからなければ隣を見ていればよかったのですが・・・」

   今回はそれができないし、他の参列者は私に合わせるだろうから、所作を間違いないようにしないといけないので、少し緊張したと、和やかなムードで始まったという。宮内庁関係者が、秋篠宮の心を推し量る。「最近の報道で秋篠宮家に逆風が吹いているのはよくご存じで、メディアとの距離をこれ以上広げないためにも、和やかな雰囲気をお作りになりたかったのではないでしょうか」

   その一方で、昨年同様、大嘗祭は天皇家の私費である内廷会計で行うべきだという認識は変わらないと述べたそうだ。そして、「眞子さんのご結婚に関する行事が延期され、来年の2月で2年になるが」という質問には、「結婚の見通しについては、私が昨年お話したことと変わっておりません」と答え、来年2月で2年になるという質問には、「やはり昨年2月に"今の気持ち"というものを発表しているのですから、何らかの発表はする必要があると思っています」と明言したそうである。

   昨年は、宮内庁が納采の儀を2年延期すると発表した後、眞子さんと小室圭の2人が「お気持ち」を発表した。<「秋篠宮さまは再び眞子さまに、現在のお気持ちを文書にまとめさせ、2月に発表なさるご意向なのだと思います」(宮内庁関係者)>

   眞子さんとどのような話し合いをしているのか、小室家とは連絡を取っているのかという質問には、「長女とは最近は、即位礼の一連の行事については話をしましたが、結婚のことについては話をする機会はありません」「小室家との連絡は、私は取っておりません」と、昨年と全く変わらないようである。

   週刊新潮は、秋篠宮も、覚悟をもって結婚への道筋、あるいは破談にするにしても、「しっかりと国民に説明するよう、眞子さまに決断を迫った」と書くが、そうだろうか。

   父親として、娘の結婚問題についてどうしていいのかわからない、そういう内心の迷い、葛藤を吐露したのではないだろうか。どちらにしても、永すぎた春をどういう形で終わらせるのか、来春には、秋篠宮夫妻も、眞子&圭も、はっきりさせることを、国民は望んでいる。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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