2020年 10月 21日 (水)

芦名星が自殺した。小泉孝太郎との結婚を夢見ていたようだ。かつて父親・純一郎も利用した小泉家御用達の密会専用マンションで会っていたが、日本のケネディ家を気取る小泉家には分不相応ということだったのか

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菅という男、永遠に安倍のナンバー2でいいと思っているのだろう。人事はほとんど安倍のままの「居抜き政権」だ

   さて菅政権が誕生した。内閣の顔ぶれを見れば、この政権に期待できるものなど何もないことがよくわかる。二階俊博、麻生太郎、菅の「悪相三羽ガラス」は、テレビを見る気を失せさせるに十分である。それにしても、菅という男、永遠に安倍のナンバー2でいいと思っているのだろう。改造人事も、安倍官邸の側近たちも、ほとんどそのままの「居抜き政権」である。

   要の官房長官に、安倍の側近・加藤勝信を指名した時点で、内閣の陣容は決まったも同然だった。総裁選を戦った岸田文雄、石破茂を起用しないというのは安倍と菅の合作であろう。岸田はともかく、石破を反菅に追い込んだのは、石破に党を割る口実を与えてしまったと思う。次の総裁選の目もなくなった石破には、党を出なければ将来はない。それができなければ、ただの偏屈な政治家というだけで終わる。

   文春、新潮は、菅の金脈、河井克行元法相夫妻に流れた1億5000万円の選挙資金と菅、二階の関与など、チクチクと書いてはいるが、今のところ大スキャンダルに発展するかどうかはまだ見えない。たとえば、「GoToイート」事業には事務委託費として最大469億円の予算が投じられ、このうちのオンライン部門では、菅と親しい「ぐるなび」創業者の滝久雄会長への委託費が高額になると見られると文春が報じている。

   同じ文春が、菅の選挙区にある京浜急行電鉄は長年、菅に経営陣が多額の献金を行ってきており、菅の進めているIR「横浜カジノ計画」への参入を目論んでいると報じる。先に新潮が報じた菅と親しい企業への優遇策もそうだったが、失礼ないい方になるが、菅の付き合う連中は、大企業や超大物ではない。他の政治家たちが囲い込んだ企業や権力者たち以外の、中小や新興勢力を取り込むセコイ「隙間金脈」が菅の持ち味だから、中スキャンダルぐらいにはなるかもしれない。

   今度の人事で一番注目されたのが、安倍官邸を牛耳ってきて、一時は、菅と敵対したといわれている今井尚哉首相補佐官兼政務秘書官の処遇と、その後釜に座るのは誰かということだった。ノンフィクション・ライターの森功は、サンデー毎日で、菅は今井を許し難いと考えているから、参与に格下げし、杉田和博官房副長官をそのままにして霞が関を抑え込み、忠臣・和泉洋人を今井の後任に据えると見ていたが、その通りになった。

   唯一、菅が安倍の意向に逆らった人事ではなかったか。かくして、部下の大坪寛子との不倫にも関わらず、和泉は今井に替わって官邸のドンに成り上がったのである。

中村喜四郎(2019年10月撮影)
中村喜四郎(2019年10月撮影)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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