2021年 10月 17日 (日)

女性の生理や更年期など特有の問題を解決する最新テクノロジー「フェムテック」が急速に進んでいる。生理用品や自動搾乳装置、月経リズムの計測グッズなどなど...性差による働き方の改革につながると企業も注目し始めた

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   今、女性の間で話題の生理用ショーツは、生地自体が経血を吸収するので、ナプキンが不要。活発に動いても漏れにくいと評判だ。産後や更年期の女性に起きやすい尿漏れを防ぐグッズや、更年期のほてりを冷却するグッズ、自動搾乳装置もある。これらのように、これまでなかなか口に出せなかった女性特有の悩みを解決する最新技術「フェムテック」が次々と登場し、女性の生活が変わり始めている。

   データによると、生理痛などによる労働損失は推計で年間4911億円。更年期障害で仕事を辞める女性は17%いるというデータもあり、企業は変革を迫られている。

  • NHKクローズアップ現代+番組公式サイトより
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働き方に影響する月経リズムを把握、仕事内容をコントロール

   今年9月、日本の研究グループが米国の医学誌に、月経の定説を覆す可能性のある成果を発表した。これまで正常な月経周期は年齢問わず25~38日とされ、外れれば月経異常とされていた。ところが、23歳で最も長くなり45歳で最も短くなるなど、年齢によって周期が異なっていることがわかったのだ。月経日を入力すると次の月経や妊娠しやすい時期を予測してくれるアプリ「ルナルナ」から得られた31万人分のビッグデータが元になった。

   今、研究者たちが注目しているのが現代女性の働き方と月経の関係。労働時間や仕事内容、睡眠時間などが月経に伴う症状などに影響を与えるのか、女性の健康を守る働き方を探っている。女性ホルモンは女性の体に大きな影響を与えるが、その分泌量は月経のたびに変動し、40代から急降下する。その動きに伴って月経痛や更年期症状などが起こる。しかし、こうした事情に十分手が差し伸べられないまま、女性たちは男性と同じように働くことを求められてきた。

   そんな月経の悩みをきっかけにフェムテックの開発をしているのがHERBIO社。おへそに貼って基礎体温を記録し、月経リズムを手軽につかむ装置だ。CEOの田中彩諭理さんは、この装置で体のリズムを把握し、出張など活動的な業務は月経後に入れるようにしているという。

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