大阪「見回り隊」の評判 「ようやく市民の目線に」の声も

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   高齢者対象の新型コロナワクチン接種がようやく始まろうとしているが、供給不足による混乱も起きている。東京の八王子市では昨日(2021年4月5日)から先着順で予約受付を始めたが、対象者16万人に対して確保されているワクチンはわずか1900人分。殺到するアクセスにインターネットはわずか20分ほどで4月分の予約受付は終了。電話予約も1時間半ほどで終了した。

   厚労省によると、高齢者に必要な7200万回分に対し、今月中のワクチン供給量は277万回分とわずか4%程度。必要量が供給されるのは6月末になるとみられている。一般へのワクチン接種はさらに先になるとみられている。

  • 高橋真麻さん(編集部撮影)は、路上駐車状況への影響にも言及した。
    高橋真麻さん(編集部撮影)は、路上駐車状況への影響にも言及した。
  • 高橋真麻さん(編集部撮影)は、路上駐車状況への影響にも言及した。

「アドバイスしているのでいいと思う」

   ワクチン接種が進まないとなると、必要になるのは感染対策。まん延防止等重点措置の対象となった大阪では、飲食店の感染対策を調査する見回り隊を発足させた。市内4万店舗を対象に2人1組で抜き打ち調査を行い、消毒液やアクリル板、CO2センサーの設置状況や、営業時間の掲示、マスク会食徹底を働きかけているかなどを調べる。

   飲食店店主からは「今までみたいに通り一遍のチェックではなく、丁寧な説明をされていた。お客様に対する保証ができる」と好印象の一方で、「マスク会食の徹底は難しい」という声も出ている。

   司会の加藤浩次「ワクチンは率直に少ないと思う。供給量も自治体の態勢もちょっと無理なんじゃないか」

   ロバート・キャンベル(日本文化研究家)「運営は電子化が進んでいない。先着順ではなく、先にマイナンバーを入れておいて抽選する方法もある」

   前田裕二(実業家)「嘆くのではなく、過度な期待をするのではなく、基本的な対策をしなければいけない。いつごろ集団免疫が獲得できるのか」

   水野泰孝医師「相当な時間がかかると考えられる」

   加藤浩次「年内難しいのかなと思う。会食で飛沫を飛ばさないことが1年くらい必要になる」

   ロバート・キャンベル「大阪の見回り隊は、数が少なくても丁寧にやっている」

   加藤浩次「チェックするだけで出て行くのかなと思ったら、アドバイスしているのでいいと思う」

   高橋真麻(フリーアナウンサー)「いつ来るかわからないから気をつける。路駐も見回りが始まってからなくなった」

   水野医師「お店によって規模もサービスも違う。実際に行政の方がこまめに指導するのは手間もかかるが、ようやく市民の目線になった。マスク会食はマスクにこだわらず、手やタオルで口を押さえるなどでも良い」

(みっちゃん)

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