2024年 4月 19日 (金)

エッ、パブリックビューイングやるの? 都「設営準備」に加藤浩次あ然

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   「ステイホームと逆行してる」「五輪やるかもわからないのに、いいのかなって感じ」「テレビで見ればいい」という声があがるのも当然だろう。東京・渋谷区の代々木公園で、東京オリンピック・パラリンピックのパブリックビューイング(PV)設営の準備で、植木の枝の剪定作業が始まった。大竹真リポーターが行ってみると、「オレンジ色の柵が設営されています。ここから内側は立ち入り禁止になっていて、作業車両が2台止まっています」

   車両のクレーンから、植木職人がチェーンソーやハサミで枝打ちをしている。結構太い枝もバッサバッサと切り落とされる。PV設営作業の邪魔になるためらしい。東京都は「もう準備しないと間に合わないので着手した。必要最小限の枝を剪定するだけ」と説明するが、中止を求める署名は7万件以上(けさ5月26日=2021年=午前4時現在)も集まっているいう。

  • パブリングビューイングの「準備」が…
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人流を抑えようという時に...

   司会の加藤浩次は「そもそも、みなさん、『エッ、パブリックビューイングやるの?』と思ったのではないでしょうか」と首をひねる。都はここに3万5000人を集めて、競技体験、ステージイベント、飲食コーナー、グッズ販売などを計画している。しかし、東京オリ・パラは開催できたとしても、海外からの観客を受け入れないなど人流を抑える対応がとられる。PVは入場を制限し、事前申し込み制にするというが、相当な『密』になることは避けられない。

   日本感染症学会指導医の水野泰孝医師も大規模クラスターを心配する。「パブリックビューイングは中止するものと理解していました。人流を抑えようという時に、人の集まるイベントをさらに増やすというのは、感染拡大防止に逆行してますよ」

   代々木公園のほかにも、井の頭公園、高輪ゲートウエイ駅前、池袋西口公園、都庁の5か所にPVを設営する予定だったが、代々木公園と井の頭公園の2か所に縮小したのだという。宮崎哲弥(評論家)はいかにもお役所体質という。「(計画を縮小したとしても)都のお役人が、すでにある計画を決まった通りに進めようとしているのだと思います。状況の変化をまったく踏まえていません。小池都知事がイニシアティブをとって、やめるということをはっきり宣言すべきです」

   犬山紙子(エッセイスト)「人流を生んでもいいんだねということになって、ステイホームのメッセージも薄らいでしまいますよね」

   来週6月1日の火曜日から、本格的な設営作業に入るという。

(カズキ)

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