2024年 4月 27日 (土)

もはや「嫌がらせ」「ごね得」にしか見えない小室圭母の元婚約者!この期に及んでまだ愚痴と泣き言――ほか9編

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   もはや小室圭フィーバーといってもいいだろう。彼がちょん髷風の髪を切ったといっては騒ぎ、写真が就職先であるニューヨークの法律事務所のウェブサイトに掲載されたと騒ぐ。嫌いも好きのうちというが、日本人の多くは彼のことが好きなのかもしれない。26日(2021年10月)の会見の日は、結婚を反対するデモもあるかもしれないが、眞子&圭をひと目見ようと大勢の"ファン"が集まり、大騒ぎになるかもしれない。

   10月5日に読売新聞とNNNが2人の結婚をどう思うか調査した結果を発表した。よかったと思うが53%、思わないが33%だった。これをどう見るかだが、ニューズウイーク日本版に興味深い記事がある。世論調査機関が年4回行っている英国王室メンバーの人気調査で、エリザベス女王を好きだと答えた割合は72%と高いが、チャールズ皇太子は45%、ヘンリー王子に至っては36%で、嫌いが43%と<不人気ぶりが際立っている>(ニューズ)。国民の半数近くが祝福してくれているのだから、秋篠宮は喜んでもいいのではないか。 往生際の悪いといっては失礼だが、小室の母親・佳代の元婚約者は、今週のフライデーで、佳代と婚約していた時の「家計簿」を公開して、余裕のない中で金銭援助していた、そのためにローンも払えなくなり、車もマンションも手放したと愚痴っている。

   彼は「小室家側の代理人から、私の代理人に頻繁に連絡は入っていますが、いまだに交渉には至っていません」といっている。他人任せにしないで、自分で動き、早急に小室側と話し合うべきではないか。結婚を直前に控えているのに、同じ話を蒸し返しているのは、「嫌がらせ」「ごね得」を狙っているのではないかと勘繰られても仕方ないと、私は思うのだが。

国費190億円をドブに捨てたといわれるノーベル賞・梶田隆章の重力波観察!マスク配布に何百億円も使うよりマシだよ

   ところで、週刊文春に、190億円も国費を注ぎ込んできた国家的プロジェクト「KAGURA計画」なるものが破たんしていたという特集があるが、私には読んでも何のことか全くわからない。これはノーベル物理学賞受賞者の梶田隆章(62=東京大学宇宙線研究所所長)が研究代表者を務めているそうで、宇宙はなぜ、どのように始まったのかということを解き明かすために、アインシュタインが予言した「重力波(非常に重い天体が加速度運動する際に生じる歪み)」を観測するのだそうだ。

   5ページにも及ぶ大特集だ。興味のある読者は買って読んでいただくとして、要は、このプロジェクトは他国の研究からはるかに遅れていて、批判の声が内部から上がっているというのである。ちなみにこの計画に携わっている研究者のAは、KAGURAの能力では、「一万五千年以上待たないと観測できません」といっている。

   よくあることだが、実態を隠して可能性を大きく見せれば、文部科学省から新たに10年分の莫大な予算を手にできるから、粉飾ではないが、感度の向上を諦め、共同観測へ参加することを実績にして予算を分捕ろうというようなのである。

   当の梶田はどう答えるのか。欧米のプロジェクトは日本より15年先行していて、この差は大きいとしながら、研究者たちからの反発については、「そういう声を出す人はいますよ。でも、それは少数です。『辞めます』なんてことをしたら、日本の重力波のコミュニティが世界から完全に爪弾きですから」といっている。

   私には全く分からない世界だが、これは重要な研究だということぐらいは分かる。いいではないか、政治家が無駄なマスクを配るのに何百億円使うことを考えれば、壮大な夢に取り組むのに1000億円ぐらい注ぎ込んでも。

   今年ノーベル物理学賞を受賞したプリンストン大の真鍋淑郎は、日本に帰りたくない理由をこういっている。「私は人生で一度も研究計画書を書いたことがありませんでした。自分の使いたいコンピュータをすべて手に入れ、やりたいことを何でもできました。それが日本に帰りたくない一つの理由です。なぜなら、私は他の人と調和的に生活することができないからです」(TheAsahiShinbunGLOBE+10.07より)

   調和にばかり気を使っている人間に独創的な発想などできるわけはないのだから。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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