2021年 12月 8日 (水)

危ない⁉住民手作り「勝手橋」、全国に1万以上...「めざまし8」が調べてみると

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   近くの大きな橋を回り道するのが嫌だからつい近くのにわか作りの橋へ――住民が手作りで渡した「勝手橋」は全国に1万以上あると推定されるが、万一事故が起きても補償はない場合がほとんど。そんな「勝手橋」の実態を、「めざまし8」が調べた。

  • (写真はイメージ)
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自治体は関与せず、事故があったら「自己責任」か

   東京都の西部にある八王子市の北浅川。川幅が数メートルと、狭くなった部分に、鉄パイプと鉄板で組み立てただけの橋がかかっている。幅は鉄板が2枚分、人がやっとすれ違うことができ、自転車を押した大人がギリギリで渡れる。わきには「警告」の看板がある。

   国でも自治体でもなく、周辺住民が「勝手」に作った。渡ってきた住民は「これがないとすごく不便です」。近くの陵北大橋までは直線で350㍍ある。川向こうの郵便局まで大橋経由なら17分かかるが、勝手橋を使えば5分。番組が数えたら、1時間で15人が勝手橋を通行した。川が増水した時に、何回か流されたが、その都度住民が修復した。

   橋を作る場合は、占用許可申請が必要だ。川を管理する南多摩西部建設事務所は、「正式な手続きを踏んでいないため、橋として認めていません。住民に撤去を求めています」。

   近畿大学の米田昌弘・名誉教授は、「全国では1万を超える可能性がある。自治体が関知しないところに架けられた。事故が起きた時に誰が責任をとるのかという問題がある」。

   国交省は都道府県に対し、橋の設置者を把握するように通知したが、その結果の報告は求めておらず、実態の把握は都道府県によって差がある。米田教授は、「その橋の公共性を調べ、本当に必要な橋は自治体などが管理すべきで、必要でなければ撤去すべきだ」。

   「勝手橋」と見られる橋は、大田区にもあった。線路の下をくぐる橋の入り口には、「ここは公道ではありません。危険なため、う回願います。180m←う回路→190m」との注意書きがある。幅1m余りの鉄板がタテにつながれ、そのわきには高さ1m余りのプラスチックの柵がついている。橋の途中には、「ご注意ください。自己責任でお願いいたします」との看板が。利用者は「人か自転車にとっては、なくてはならない道です。毎日利用します」「天気の悪い日は水滴も落ちてくる。大丈夫かなと思うときも」。

   MCの谷原章介「幼いころ、あれは勝手橋だった、というのが川にいっぱいあった」「橋げたがあるようなしっかりした橋は行政に移管、小さい橋は撤去する。取捨選択ですよね」。

(栄)

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