2024年 4月 19日 (金)

谷原章介「すごい勢いで新しい脅威が」 オミクロン株、警戒すべきポイントは?

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   「瞬く間に世界に広がるオミクロン株。きのう(2021年11月30日)ついに日本でも確認されました。そんな中、モデルナ社が『オミクロン株に対するワクチンの有効性が大きく低下する可能性』と発表。今後、感染拡大は防げるのでしょうか」とMCの谷原章介。12月1日の「めざまし8」は、オミクロン株の特徴とそれに対するワクチンの有効性について伝えた。

   南アフリカ医師会のアンジェリク・クッツェー会長によると、オミクロン株の特徴は40歳以下の若い世代の患者が多く、症状のほとんどは1~2日間続く強い疲労感とその後現れる頭痛や体の痛み。

  • オミクロン株への警戒感も広がっている
    オミクロン株への警戒感も広がっている
  • オミクロン株への警戒感も広がっている

ワクチン有効性は?

   心配なのは、小さな子どもの感染者が増えているという点だ。南アフリカのある病院では、オミクロン株感染者のうち、約1割が2歳以下の幼児だという。

   きのう国内で初めて確認された陽性者は、30代男性のナミビアの外交官。政府は同じ飛行機に搭乗していた70人全員を濃厚接触者と認定した。

   昭和大学医学部客員教授の二木芳人医師は、この対応について「今はまだこのウイルスの本当の怖さが分からないので、大事をとってのことでしょう。このウイルスについて色々分かってくるまではこういう対応をとるのは間違いではない」と評価。

   その上で、「いずれは入ってきて広がる可能性が高いですが、それをできるだけ遅らせる。そしてその間に検査の体制を整え、医療提供体制を盤石にしておくことが大事です。落ち着いている今がチャンスです」と指摘した。

   MCの谷原章介は、ワクチンの有効性について質問。

   谷原「モデルナのCEOも『効かない可能性がある』と認めていますが、これは重症化も抑えられないくらい効かないということですか?」

   二木医師「まだしっかりした検証ができていませんが、多くの専門家は、有効性は下がるかも知れないが、全く効かないわけではないだろうと考えている。重症化、もしくは亡くなるリスクを下げることは期待できるので、まだワクチンを打っていない人は打つ、あるいはブースターショットを打つというということを粛々と進めるべきです」

   谷原は「今、感染者が収まっている状況で、『出口に向かって光が見えているな』と思っているところにすごい勢いで新しい脅威が出てきました。この意識の状態だとオミクロン株が一気に広がりそうで怖いです」とコメントした。

(ピノコ)

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