2022年 1月 28日 (金)

米で大被害の竜巻、日本でもあり得る? 下川美奈「シミュレーションを」

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   10日夜(2021年12月)から11日にかけ、史上最大級の竜巻がケンタッキー州やテネシー州などアメリカ中西部から南部の6州を襲った。地元メディアによると竜巻は30個以上発生し死者は100人以上。特に大きな被害が出たのが骨董品やアンティークで有名な人口1万人のケンタッキー州メイフィールド。13日の「スッキリ」は現地で取材する橋本雅之記者からのレポートを伝えたが、住宅は原型をとどめないほど破壊され、潰れた車がいたるところに見られる。街周辺の林も、樹木のほとんどが根元から倒れている。

   自宅が倒壊したという女性は「家は頑丈に造られていたので、まさかこんなことになるとは。多くの方が亡くなったと聞いたので生きていることに感謝します」と肩を落とす。

   クリスマスシーズンを迎えてフル稼働していた現地のロウソク工場も建物が崩落し、瓦礫の山となった。当時110人の従業員が働いていたが、現時点で救助されているのは40人で、行方不明者の捜索が今も続いている。工場の代表は「この建物はコンクリート造で頑丈だった。コンクリートを崩す竜巻なんて信じられない。工場は立て直せるが失った命は戻らない。心が痛みます」と語る。

  • 番組ツイッターより
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事前に警報は出たが...

   インディアナ州では竜巻に飛ばされて車に貼り付いていた写真が見つかったが、その持ち主は200キロ以上離れたケンタッキー州の男性だった。イリノイ州ではアマゾン倉庫を竜巻が直撃。建物が崩落し支柱だけの状態になった。当時働いていた50人中6人の死亡が確認されている。

   竜巻はなぜここまで広がったのか。防衛大学校の小林文明教授によると、竜巻を生む積乱雲、スーパーセルが発生しやすい状況だったことが今回の特徴だという。アメリカ中西部はメキシコ湾から湿った空気が入り、西側からロッキー山脈を超えた乾いた風が吹き込むため大気が不安定になりやすいが、異例の暖かさとなった12月10日はスーパーセルが複数発生。竜巻を生んでは消え、生んでは消えを繰り返しながら移動していったとみられている。しかし、本来アメリカは4月、5月がトルネードシーズンで、クリスマス前にこれだけのことが起こったというのは初めてではないかという。

   司会の加藤浩次「事前に警報はあったんでしょうか」

   橋本雅之記者「45分ほど前に携帯にアラートが入ってきて、家の中にいた人が多かった。ロウソク工場でも工場内の避難所にいらっしゃったが、全てが崩壊したので多くの死者が出た」

   橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「自然の脅威の前に人間が無力であるとしか思えない。事前に警報を出して逃げるしか無いが、逃げたはずなのに上回る竜巻が来た」

   下川美奈(日本テレビ解説委員)「爆撃を受けたような映像で竜巻のイメージとは結びつかない。この時期にはない竜巻が起きている。地球の変革期ではないか。日本でもこのレベルは起きないと思わず、シミュレーションしなければいけない」

(みっちゃん)

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