「俺はコロナだ」電車内の奇行男、「めざまし8」が伝えた一部始終

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   「電車内で『俺はコロナだ』と言いふらしたとして男が逮捕される事件が発生しました。居合わせた男性がその一部始終を語ってくれました」とMCの谷原章介。10日(2022年1月)の「めざまし8」は、8日に愛知県のJR豊橋駅から岡崎駅に向かう東海道線新快速の車内で起きた事件について伝えた。

   威力業務妨害で現行犯逮捕されたのは住所不定・自称アルバイトの北島陽樹容疑(20)。居合わせた男性は、事件の経緯についてこう語る。

  • 電車内で何が…(写真はイメージ)
    電車内で何が…(写真はイメージ)
  • 電車内で何が…(写真はイメージ)

男はコロナ陽性、居合わせた男性は自宅待機を余儀なくされ...

「男がまず優先席の向かい側に足を置いて、バッグとキャリーケースで(4人分の)シートを占領していた。『100円でもいいからください』と言われたので断ったのですが、その辺りから色々な人に(金の無心の)声を掛けていた。みんながお金をくれないのでだんだんイラついてきて、持っていた小魚とピーナッツのお菓子を車掌室に向かって投げていた。その時に『俺、コロナだぞ』と乗客に対して脅しで言い出し、さすがに怖くなった」

   たまりかねた男性が車掌に状況を伝え、北島容疑者は駆け付けた警察官によって現行犯逮捕されたという。

   北島容疑者は調べに対し、「コロナのご時世だから隣に座ってほしくないと言っただけ」と話したが、その後の検査で新型コロナ陽性が判明した。居合わせた男性は、旅行中だったが自宅に戻るよう指示を受け、自宅待機を余儀なくされている。

   新型コロナの感染が急拡大する中で起きたこの事件。「めざまし8」は、沖縄での急拡大の原因の1つとされるオミクロン株の特徴についても伝えた。

   沖縄県名護市で新型コロナ診療に当たる田里大輔医師が挙げた4つの特徴は「肺炎が少ない」、「風邪に近い症状」、「潜伏期間が短い」、「回復までが早い」。

   谷原「肺炎になりにくいということは酸素飽和度が下がらない。コロナというよりインフルエンザという感じがして、警戒感が緩んでしまいそうですが...」

   田里医師「これは医学的な臨床像といって症状を評価しているだけですので。新型コロナの新治療薬もインフルエンザのタミフルのように全世代に気軽に投与できる状況ではありませんし、社会インフラへの影響もインフルエンザとは比にならない。例えば、ワクチンを打っていない人の臨床像はどうなのかとか、高齢者や基礎疾患に広がった時に軽症で済むのかとか、後遺症とか、全く分かっていないことがたくさんあるので、『軽症であるなら安心』と安易に持っていく風潮は良くない」

(ピノコ)

姉妹サイト