2024年 4月 13日 (土)

羽鳥慎一「8年前と状況が酷似」 ウクライナ情勢と「五輪直後」

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   ウクライナと国境を接するベラルーシでは、20日(2022年2月)までの予定でロシア軍との大規模ミサイル合同軍事演習が行なわれていた。演習終了後もロシア軍は緊迫するウクライナ情勢を理由に部隊を撤退させない方針を明らかにした。果たしてウクライナ侵攻はあるのか。21日の「モーニングショー」では軍事評論家で東京大学専任講師の小泉悠さんをスタジオに招き、今後のウクライナ情勢の見通しを聞いた。

   ヨーロッパとロシアの間に位置するウクライナだが、ロシアとの国境は1918年のブレスト・リトフスク条約でドイツが強制的に決めたもの。ロシア語が話され、宗教はロシア正教会という東部に対し、西部はウクライナ語にカトリック。東部の一部地域は、親ロシア派武装勢力が実効支配する紛争地域となっている。ロシアはウクライナ東部に住むロシア系住民の保護を口実として、ウクライナに侵攻する可能性が指摘されているが、これは8年前のクリミア危機と酷似した状況だ。米バイデン大統領は「プーチン大統領ウクライナの首都、キエフをターゲットに侵攻を決断したと確信している」としている。

  • プーチン大統領の思惑は?
    プーチン大統領の思惑は?
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山口真由「結局落とし所はどうなるのか」

   小泉さん「(ウクライナ東部西部は)歴史的に別の国だったが、まざりあっていて全く別の国というわけではなく、分かれ方も一様ではない。1922年にソ連に参加したが、91年ソ連崩壊とともに独立。2019年にはNATO参加を公約に、親欧米路線のゼレンスキー政権が誕生した。プーチン大統領はこれに反発しているが、ウクライナはもともとNATO参加国是の国で、加盟話は2000年代からある。なぜ今なのか合理的な説明はできない。大規模演習は毎年秋にやるが、今年のこの時期にぶつけてきた。これだけの規模が集まっているのを見たことがない。新しいフェーズに入った。プーチン大統領は去年から何かしらの決意を固めたのではないか」

   玉川徹(テレビ朝日)「東部2州に入るのはあると思ったが、キエフを取るというのはウクライナ一国を取るということ」

   小泉さん「ウクライナ全体を併合することは考えていないと思う。(ウクライナ東部戦闘停止に関する)ミンスク合意をウクライナにとってさらに不利な合意を結ばせることが目的かもしれない。侵攻するかしないかはプーチンさんしかわからない。2014年クリミア危機の時は、KGB出身の4人だけで決めたといわれている」

   山口真由(弁護士)「ウクライナの中で内戦が起きていることでNATO加盟が阻まれているという話を聞くと、東部2州を併合しないことに価値がある。結局落とし所はどうなるのか」

   小泉さん「一つは現状維持。ウクライナ東部の2地域を憲法上特別の地域として保障する第2次ミンスク合意を実行させることもある。ただ、これらは今までもできていた。それ以上を狙っている可能性も考えなければいけない」

   司会の羽鳥慎一「今回は8年前のクリミア半島併合と状況が酷似している。2014年はクリミア自治共和国がロシア編入を支持し、ソチオリンピック終了直後にロシア系住民保護を口実に軍事介入が始まった」

   小泉さん「ユーゴスラビアの時は、コソボ虐殺を口実にNATOが介入した。ずっと根に持っていて、同じロジックをクリミアで使った」

(みっちゃん)

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