逮捕の五輪組織委元理事 「もう一つのカネの流れ」に「スッキリ」注目

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   東京オリンピック・パラリンピックのスポンサー契約などで便宜を図った見返りに、紳士服大手「AOKIホールディングス」から現金5100万円を受け取ったとして逮捕された大会組織委員会の元理事・高橋治之容疑者は、このほかの金銭受領もあって、けさ18日(2022年8月)の「スッキリ」は「もう一つのカネの流れ」に注目した。

  • 東京五輪めぐる「カネの動き」に注目が集まっている
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森圭介アナ「収賄容疑の5100万円のほかに...」

   森圭介アナ「収賄容疑の5100万円のほかに、AOKIはスポンサー料名目で2億5000万円を電通子会社を通じて高橋容疑者の会社に払っています。高橋容疑者はこのうち数千万円を2つの競技団体に払っただけで、残りの1億5000万円を自分の会社の借金返済や経営しているステーキ店の赤字の補填に使っています」

   AOKIホールディングは公式スポンサーになったことで、選手団の開会式などで着用する『公式服装』の製作を受注、オリ・パラのロゴ入りのライセンススーツも3万着を売った。大きなメリットの割には、5100万円という賄賂は少ないと見られているが、1億5000万円と合わせればおよそ2億円と大金になる。弁護士の若狭勝氏は「今回の東京地検の捜査はAOKI側の内部告発で始まっているはずで、捜査資料や証拠は多いだろう」と見る。

   木曜コメンテーターの坂口孝則(経営コンサルタント)「AOKIはたくさんあるスポンサーの1社。同じような(カネの)構造があってもおかしくないと思われるでしょうね」

   東京オリンピック・パラリンピックは、招致のときからカネにまつわる黒いうわさが付きまとっていた。たしかに、ルール違反はAOKIだけじゃないだろうな。

(カズキ)

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