富山・高岡市の2歳児行方不明 めざまし8が伝えた手がかりは

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   22日(2022年8月)の「めざまし8」は富山県高岡市の住宅街で起きた行方不明を取り上げた。倉田大誠キャスターが「おととい(20日)、富山県の自宅から2歳の男児がいなくなり、いまも行方が分かっていません」と切り出した。

   田中良幸キャスターは現場からリポート。「水田が広がる中、比較的新しい一軒屋が立ち並ぶふだんはのどかな場所ですが、きょうも朝から消防車両、警察車両が立ち並び物々しい雰囲気になっています」と報告した。

  • 当時は雨で用水路の水位も高かったという
    当時は雨で用水路の水位も高かったという
  • 当時は雨で用水路の水位も高かったという

「姉のドライヤーをしている間に、階段を降りて外へ」

   行方が分からなくなっているのは、保育園児の高嶋怜音ちゃん(2歳)。20日午後6時40分ころ、自宅から1人で外に出たものと見られている。当時、辺りは雨が降っており、周囲の用水路は水位が高く流れも速くなっており、消防隊員や警察は水路の中に入りこんだり、長い棒を使って水田の脇を見たり、ドローンを飛ばしたりして捜索した。

   父親は番組の取材に対し、当時の状況についてこう話した。

「私は外出をしていて、妻が2階のお風呂で風呂上りの本人(怜音ちゃん)の髪を乾かした後、上のきょうだい(姉)の髪を乾かしていた。そのドライヤーをしている間に自分で階段を降りて。後ろの勝手口のドアが半開きになっていたので、そこから出ています」

   父親によると、警察犬が怜音ちゃんのにおいを察知できたのは、自宅から500メートルの距離にある神社脇の公園の辺りまで。父親は「早く帰ってきてほしい。その一言。それ以外は何も望まないので、多少ケガをしていてもなんでもいいので、帰ってきてくれれば...」と悲痛な思いを口にした。

   元埼玉県警捜査一課の佐々木成三氏は「1日探しても見つからないことから、『大人では考えられないような場所、遠くに行った可能性もある』といったことを想定したプロセスでの捜索が必要」と指摘している。

   MCの永島優美アナは「周辺を取材していて、大人が普通入っていかないような場所というのは多いですか?」と質問。田中キャスターは「水田ももちろんそうですが、建築途中の家、さらに80センチくらいの身長ですと簡単に隠れてしまうような木々も生えています。何度も何度も重点的に調べてはいますが、残念ながらまだ手掛かり自体見つかっていないのが現状です」と答えた。

   永島アナ「当日は雨が降っていたが今は晴れている。熱中症も心配ですね」

   怜音ちゃんは身長80センチほどで黒の短髪。水色の半袖・半ズボンのパジャマ姿で裸足のまま外に出たと見られている。永島アナは、「何か情報があるという人は、近くの交番や高岡警察署(0766-23-0110)まで」と情報提供を呼びかけた。

(ピノコ)

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