2024年 5月 6日 (月)

舞いあがれ! 高畑淳子と永作博美の台所シーンが泣けた 2人の演技力に惚れ惚れ

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   NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」11月17日(2022年)放送回。祖母の祥子(高畑淳子)のところに、めぐみ(永作博美)が舞(福原遥)を迎えに来ることになった。(ネタバレあり)

   舞は改めて、パイロットになりたい夢を伝えて、航空学校に行かせてほしいと説得することに。舞が人それぞれの想いを乗せて大空を飛びたいというでっかい夢を語るとき、確かにまだまだ頼りなくて、母親ならば反対するのもよくわかる。めぐみも、母親の反対を振り切って大学を中退。家を飛び出して大阪で思いのほか苦労した体験が走馬灯のようにぐるんぐるんと巡っているんでしょうね。

   そして、めぐみは舞の願いを承諾。それを見ている祥子ばんば。過去にめぐみを最後まで許さなかった自分を回顧している模様。その後のめぐみとばんばの、2人の台所シーンが今週の真骨頂だ。

   祥子ばんば、昔めぐみの話を聞かず結婚を断固認めなかったことを、すまなかったとめぐみにちゃんと謝った。この時、ふたりの間に長い間あったぶっとい壁が、するすると解けていった。なんといっても、この2人の場面は、演技力に惚れ惚れ。安心して観ていられるから、物語もするっと入ってくるし、自然に涙ぐんでしまう。さすがである。「ばんば自身も、ずっと言えずにいた言葉をめぐみさんに伝えられて良かった」「祥子さんとめぐみさんの本当の意味での雪解けになったね」など、ネットでもこの場面への反応投稿が集まった。

   めぐみと舞、めぐみとばんば。それぞれの関係のわだかまりが消えていった。家族が分かり合うのは、話をちゃんと聞いて、よく話し合うことが大事。わかっているけど家族だからこそ向き合えなかったり、恥ずかしかったり、はぐらかしたりするもんだ。しかしちゃんと思ったことを吐き出してわかり合えると、家族みんながすっきりして笑顔が宿る。されど家族なんだよね。

   めぐみが応援してくれることになった舞。さらに夢に向かって前進だ。

(Y・U)

  • NHKサイトの「舞いあがれ!」番組ページより
    NHKサイトの「舞いあがれ!」番組ページより
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