小澤征悦「防げた命だった」 韓国転倒事故の「その後」

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   ハロウィーン直前の10月29日(2022年)に韓国ソウルの繁華街で起きた梨泰院転倒事故から2カ月。12月28日のスッキリが「ニュースのその後」コーナーで振り返った。

  • 韓国で痛ましい事故が10月に起きた
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阿部祐二「今でも想像できない」

   現場の坂には今も無数の花束やメッセージが。塀に手のひらの痕跡が残り、レンガ壁の角には血痕らしいものもまだある。今月上旬に立った阿部祐二リポーターは「一定の角度を持った坂ではない」と、全長80メートル、幅が最も狭いところで3.2メートルの路地の特徴に注目した。しかも、路面が波打ち、平らでないため「安定を保つのがむずかしい」ことも感じた。ここに13万人が詰めかけた。

   坂の両側は「飲食店だらけ。居酒屋的なのが多い。来たくなる気持ちは分かる」と阿部。事故の45分前まで周辺にいた日本人男性は、周辺エリアまで「もう完全に人だかりですね。転ばないように、人を転ばせないように流れに任せました」と話した。韓国メディアによると、1平方メートルに16~17人が押し込まれた状態だったそうだ。

   司会の加藤浩次「上からも下からも人が来たのですね」

   阿部「300人が5重6重に、今でも想像できない。だからこそ警備が必要だった」

   当日は大統領退陣要求デモの警備に多数の警察官が動員され、ハロウィンの現場警備は「大丈夫そう」の予断があったと批判される。危険を指摘する報告書があがっていた、ともいわれる。韓国警察の捜査本部は今月5日、警備責任者の警察幹部2人を証拠隠滅容疑で逮捕した。

   小澤征悦(俳優)「原宿竹下通りの坂を想像してしまう。警備が何かしらあれば防げた命だった」

(あっちゃん)

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