2024年 4月 15日 (月)

<今週のワイドショー> TBS安住アナ「ドキッとしたことを覚えています」 総務省文書と放送法問題の焦点

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   テレビの報道・情報番組への介入を疑わせる首相官邸と総務省とのやり取りをまとめた文書について、総務省が7日(2023年3月)、正式の行政文書と認めました。立憲民主党が入手・公表した文書を追認した形です。総務省HPでも公開された78枚の文書には、2014年当時、安倍内閣の礒崎陽輔首相補佐官や高市早苗総務相、総務省幹部との詳細なやり取りが記録されていました。テレビ各局は当事者でもあり、詳しく取り上げるワイドショーもありました。

   (J-CAST)ワイドショー通信簿の「放送法『解釈文書』と『放送の自由』 『官邸の圧力が問題だ』」(8日、テレビ朝日系「モーニングショー」)によると、放送法第四条の「政治的公平」の解釈について、従来は「一つの番組ではなく、放送局の番組全体で判断する」のが政府見解でしたが、2014年に礒崎首相補佐官が「偏っている場合」は一つの特定番組でも判断できると主張し、新解釈を総務省に求めた、とあります。

  • 総務省文書めぐり論議
    総務省文書めぐり論議
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「政治的公平」の解釈めぐり...

   翌2015年には、礒﨑補佐官が総務局長に「俺の顔をつぶすようなことになれば、ただじゃあすまないぞ。首が飛ぶぞ」と脅し文句を並べたといいます。また、高市総務相と総務官僚とが「民放相手に抗戦するか」などとやり取りした部分4枚がありましたが、高市氏は「ねつ造だ」と突っぱねています。

   元AERA編集長の浜田敬子氏は「高市発言にフォーカスしがちだが、官邸のゴリ押し。総理と一補佐官で決めていい(問題な)のか、官邸の圧力が問題だ。ここ数年、テレビの人たちがピリピリしているのを感じ、過剰反応ではないかと思っていた」。

   「TBS安住アナ(略)直言コメント 放送法『解釈』問題めぐり危機感」(8日、TBS系「THE TIME,」)には、番組が「特集」を組んで取り上げたとあり、意気込み見せたようです。司会の安住紳一郎さんの後ろには78枚のコピーが張られました。文書には、礒崎補佐官が「サンデーモーニング(TBS)には(安倍首相は)問題意識を持っている。古舘(伊知郎氏=テレビ朝日・報道ステーション)も気に入らないが...」などと具体的な番組名を挙げたくだりもありました。

   解説した安住さんは、2015年に高市総務相が国会で「一つの番組でも、極端な場合、政治的公平であることを担保しているとは認められないと判断することもある」と答弁したことについて、「(新解釈を守らないと)停波とかいう話題にもなり、テレビ局、放送局のなかではショッキングというか、ドキッとしたことを覚えています」と説明。さらに「時の政権の意向で、しかも密室で放送法の適用を急に変える。そういうことでいいのか」「委縮して、これまで通りに意見が言えなくなってしまうんじゃないかということが問題」などとコメントしたとあります。

   放送の根幹にかかわるこの問題を各局はどう報じていくのか、今後も注視が必要です。

(コムギ)

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