被差別部落の所在地 2ちゃん流出騒動差別図書とされる全国の被差別部落の所在地などを記載した「部落地名総鑑」がネット上の掲示板2ちゃんねるに流出したことが2006年10月26日までに明らかになった。掲載の通報を受けた法務省は「差別をあおる行為で見過ごすことはできない」としているが、その後も被差別部落の地名と思われるカキコミをする者が後を絶たない。 問題となっているのは、「部落地名総鑑」と呼ばれる全国の被差別部落の所在地などを一覧にしたもの。これまで、結婚や就職の身元調査に悪用されてきた、とされる。 2ちゃんねる側が「部落地名総鑑」を削除した2ちゃんねるでは「部落地名総鑑」流出の話題で盛り上がるが、地名をカキコミする者もいる
06年10月21日に2ちゃんねるに部落地名総鑑に関するカキコミと一覧を入手できるリンクが貼られていたことを三重県内の公務員が発見、三重県人権センターに通報した。2ちゃんねるでは記載されたリンク先に飛んで、パスワードの入手方法に従うと、「部落地名総鑑」を閲覧できる仕組みになっていた。 「『部落地名総鑑』の内容は把握していない。しかし、内容が事実であっても、そうでなくても地名を特定するもので、結果的には差別を煽る由々しき行為であり、見過ごすことはできない」 と答えた。 削除後も、地名カキコミに歯止めがきかない
しかし、2ちゃんねるで「部落地名総鑑」の閲覧が不可能になったあとにも、被差別部落の地名と思われるカキコミをする者が続出し、流出に関わるカキコミに歯止めがきかない状態が続いている。 「膨大な情報のすべてを監視することはできない。情報提供に基づいて個別の事案を検討、内容を吟味し、プロバイダーに削除要請を行っていく」
としており、情報提供や通報がなければ同省も迅速には対応できない状態だ。つまり、2ちゃんねる側が対応しない限り、こういったカキコミも放置される可能性が高い。実際、2ちゃんねるでは違法なカキコミや有害情報などが放置されている状態で、2ちゃんねる側が削除要請に従わないことから訴訟にまで発展している。
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