2024年 3月 19日 (火)

稲取の新・観光事務局長は 「中国」学ぶ現役大学院生

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   事務局長を公募していた静岡県東伊豆町の稲取温泉観光協会は、東京都豊島区在住の渡邊法子(46)さんを選んだ、と2007年2月7日に発表した。1281人の応募者の中から選ばれた渡邊さんは、NPO全国まちづくりサポートセンター事務局長として活動する一方で、博士課程で中国哲学を専攻する現役大学院生だ。

「稲取も海外からの集客を目指せるといい」

稲取温泉観光協会は事務局長募集で「年収700万円、家賃無料の家付き」を公言し話題となっていた
稲取温泉観光協会は事務局長募集で「年収700万円、家賃無料の家付き」を公言し話題となっていた

   TBS系情報番組「ピンポン」に07年2月8日生出演した渡邊さんは、功績に応じて町からインセンティブが与えられることに関連して、

「国もビジット・ジャパン・キャンペーンを実施しているように、稲取も海外からの集客を目指せるといい」

   とコメントした。
   ビジット・ジャパン・キャンペーンとは、03年から国土交通省が中心となって外国人旅行者の訪日を促すプロジェクト。「一生勉強しながら生きていきたい」と03年に東洋大学大学院に入学し、中国哲学を学ぶ渡邊さんにとって、得意分野でアピールしたいという気持ちがあったのだろう。

   静岡県も5年ほど前から外国人観光客誘致を行う「THE OKAMI」の会を支援している。会では、伊豆地域の女将さんが地域のPRを行うとともに、外国人を受け入れ女将の仕事を体験してもらう「女将体験ツアー」を企画、実施しており、海外への情報発信にも力を入れる。

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