「メイド喫茶」ブーム終わった 経営悪化で生き残りの道探る

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   東京・秋葉原の「メイド喫茶」は、近ごろ客が大幅に減り、閉店に追い込まれた店も出てきた。メイドがいるというだけで観光客が来た時代は終わり、チェーン展開する大手でさえ、新たな手を打たないと生き残れなくなっている。オタク文化の象徴メイド喫茶で、何が起こっているのか?

07年度市場規模は前年比18.6%減の105億円

   矢野経済研究所が2008年11月10日に発表した「オタク市場」に関する調査結果によると、「メイド喫茶」の07年度市場規模は105億円で、前年に比べて18.6%減少した。

   メイド喫茶は、アニメの世界から出てきたようなメイドの衣装を着た店員が、客を「ご主人様」としてもてなす独自のスタイルが人気を呼んだ。秋葉原のオタク文化が注目を集めると、休日には国内外から観光客が押し寄せ、人気店の前には行列できた。

   この数年間はサービスが多様化して、手足のマッサージが受けられる「メイドリフレ」や、店員が「執事」や「妹」に扮するカフェもできた。しかし一時のブームでしかなかったようだ。客が減って経営が成り立たなくなり、閉店に追い込まれた店もある。

   店内にイベントステージや大型液晶モニタを常設し、メイドがさまざまなイベントを行うメイド喫茶「Amusement Cafe めいど in じゃぱん」は、客に惜しまれながらも07年9月9日に閉店した。メイドによるフットケアや整体を受けられる「くろすろ~ど」は08年5月に閉店。夜のフードメニューやアルコールを充実させるなどサービスの拡大を図ったが、うまくいかなかった。昼はメイド喫茶、夜はメイドバーになる「MerryHeart」は08年9月28日に閉店した。

   もっとも、メイドカフェ「ぴなふぉあ」を秋葉原で2店舗運営しているライトナウの広報担当者はこう語る。

「メイド喫茶が複数閉店しているというのは事実です。ただし、閉店したと思ったら、その跡地に別のメイド喫茶が建っているのを目にします。最近は入れ替わりが激しく、いま秋葉原に何店舗あるのか、把握できません」

ツアー会社と組んで、外国人団体客を取り込む

   「ぴなふぉあ」には以前は個人客が多く訪れていたが、このところは団体客が増えている。ツアー会社と組み、外国人の団体客を取り込むという営業戦略に転換したためだ。そのおかげで客数は減っていないというが、大手でさえ、戦略なしに生き残れない状況のようだ。

「メイド喫茶がブームの時は、黙っていてもお客が来るという状況でした。今思えば、あの時が『異常』だったんでしょう」

   前出の調査によると、オタク市場で元気がいいのは、「電子コミック」だ。07年度の市場規模は前年比47.5%増の250億円と大幅に伸びた。同人誌は13.5%増の553億円、フィギュアは8.3%増の260億円、コスプレ衣装は6.8%増の360億円と伸びた。以前は一部のマニアックな層にしかうけていなかったが、広く受け入れられるようになり、市場が拡大したとみられている。

   メイド喫茶は一般うけしなかった、ともいえそうだ。

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