雇用環境改善せず 4月の完全失業率上昇 求人倍率は低下

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   雇用環境の改善が進まない。総務省が2010年5月28日に発表した4月の完全失業率(季節調整値)は5.1%で、前月に比べて0.1ポイント上昇した。2か月連続の上昇となった。

   完全失業者数は365万人。前年同月と比べて10万人増え、18か月連続の増加となった。このうち、勤務先の人員整理や倒産などによる「勤め先都合」の失業者は7万人減の107万人。「自己都合」も1万人減の102万人。定年や雇用契約の満了による離職は4万人増加して44万人いた。就業者数は6269万人。前年同月比53万人の減少となった。27か月連続の減少。 一方、厚生労働省が同日発表した4月の有効求人倍率(同)は前月比0.01ポイント低下して、0.48倍となった。8か月ぶりに低下した。新規求人倍率は0.04ポイント上昇の0.88倍だった。

   製造業(36.9%増)や運輸業・郵便業(21.0%増)が増加したが、建設業(10.1%減)や宿泊業・飲食サービス業(3.3%減)と減った。都道府県別の有効求人倍率は、最も高かったのが福井県の0.69倍で、最も低かったのは沖縄県の0.31倍だった。

   なお、正社員の有効求人倍率は前年同月比0.01ポイント低下して0.26倍だった。

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