ワクチンでは防げないインフルエンザ感染 最も有効な予防策は消毒薬

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   新型インフルエンザの流行が始まっている。電車内ではマスク、帰宅したら手洗い、うがい。しっかり予防したつもりでもダウンした人がいる。ワクチンも万能ではなさそうだ。

   実はちょっとした工夫で予防効果は格段に上げられるという。教えてくれたのは生物資源研究所(沖縄県名護市)所長の根路銘国昭(ねろめ・くにあき)さん。国立感染症研究所の元室長でインフルエンザウイルスの専門家だ。

空調がウイルスの浮遊を助長する

   根路銘さんによると、1個のインフルエンザウイルスは、鼻の粘膜に付くと約1時間で細胞内に侵入する。後は8時間ごとに100倍に増える。24時間後、まる1日たったら100万個。このあたりから症状が出始める。こうして患者となった人の1回のせきで、約5000個のウイルスが飛ぶ。

   発病予防のポイントは2つ。多数のウイルスを浴びないこと、侵入したウイルスを体内で増やさないことだ。マスクは患者が咳をした時にウイルスを撒き散らさない効果は高いが、マスクをしているからといって、咳で撒き散らされたウイルスをシャットアウトはできない。そこで有効な対策は「1時間に1度、マスクに水を吹きつけておく」。ウイルスは高湿度に弱いので、侵入をかなり減らせる。

   水だけでのうがいはあまり効果がない。歯磨き粉など界面活性剤(洗剤成分)を入れた水だと、ウイルスを殺すので一定の予防効果がある。

   手洗いは、たしかに手についたウイルスが口や目に入るのを減らすが、実際にはそうした経路で感染するケースは少ない。もちろん他の病気の原因になる細菌を減らすのには役立つ。

   最大の予防策と考えられているワクチン。実は感染を防ぐ力は小さい。発病後の重症化を防ぐ効果のほうが期待されている。

   では、予防の「特効薬」はないのか。

   空調がゆきわたった今日の環境ではウイルスは空中を浮遊して感染する。最も有効な予防策は消毒薬。低濃度の二酸化塩素ガスなどの消毒薬で身の回りや持ち物を消毒するのは有効だ。さらに室内に噴霧して空中のウイルスを殺す消毒薬も市販されている。

   根路銘さんは、落葉高木センダンの葉の煎じ液に強力な殺ウイルス効果があるのを見つけ、昨年の日本感染症学会で発表した。「食品成分なので毒性の心配がありません。強毒性の鳥インフルエンザウイルスでも大丈夫」と根路銘さん。既に製品化され、家庭用(メロディアン株式会社)、業務用(大塚薬品工業)がある。

(田辺功)

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